「緑の瓶」のビールはどこのブランド?世界中の緑の瓶ビールを紹介!
「緑の瓶」のビールでどのブランドをイメージしますか?日本のビールでは茶色が定番になりますが、緑色の瓶が印象的なブランドもありますよね。海外ビールなら、もっと多くの「緑の瓶」があります。今回は、緑の瓶が特徴的なビールのブランドを紹介します。
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“緑の瓶”の国産ビールと言えば「ハートランド」
出典:キリンビールサイト
緑の瓶でおなじみの「ハートランド」は国産ビール
緑の瓶のビールの代表格と言えるのが「ハートランド」。英語の銘柄名から、海外のビールブランドと思っている人もいるようですが、じつはキリンビールが手掛ける、れっきとした国産ビールです。
その歴史は意外に新しく、1986年にキリンが港区六本木にオープンしたビアホールで提供されたのが始まりとされています。一時は缶ビールとしても提供されていましたが、現在では緑色の瓶ビールか、樽での販売のみとなっています。
スタイリッシュなボトルデザインが評判に
「ハートランド」と言えば、やはり特徴的なのが緑色のビール瓶。ボトルデザインは、数百年前の沈没船から発見された瓶がモチーフになっているのだとか。
丸みのあるフォルムに、シャープなダイヤモンドシェイプをエンボス加工にしたロゴは、美しい緑のカラーリングと合わせて、当時のビールとしては格段にスタイリッシュで、大きな評判となりました。
「ハートランド」のこだわりと味わい
「ハートランド」は、ピルスナースタイルのラガー(下面発酵)ビール。「素」をコンセプトに、副原料を一切使わず、麦芽100パーセント、アロマホップ100パーセントで造られています。
その特徴は、ピルスナー特有の苦味みと、爽快なのどごし。素材を活かしたスッキリとした味わいをたのしめます。
製造元:キリンビール株式会社
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“緑の瓶”の海外ビールと言えば「ハイネケン」
vengerof/Shutterstock.com
世界でも有数のビールブランド「ハイネケン」
緑の瓶の海外ビールとして、まず名前が挙がるのが「ハイネケン」でしょう。
1863年にオランダで誕生した「ハイネケン」は、今では世界170カ国以上で販売される、世界有数のビールブランドです。
日本ではキリンビールが輸入販売していて、海外産ビールとしては「ギネス」や「バドワイザー」などと並ぶ知名度を誇ります。
緑のボトルと赤い星がトレードマーク
「ハイネケン」が世界的に知られるようになった要因のひとつが広告展開です。
F1やUEFAチャンピオンズリーグをはじめ、数々のビッグイベントのスポンサーとなり、グローバルな広告を展開。トレードマークの緑の瓶と赤い星が、すっかりおなじみのものとなりました。ちなみに、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの公式スポンサーにもなっています。
日本でも人気の定番ビールに
「ハイネケン」は、ピルスナースタイルのラガー(下面発酵)ビールが基本。ピルスナーは日本でも人気のビアスタイルで、今ではすっかり定着した感があります。
その味は、ラガービールならではのなめらかな口あたりに、少し強めの苦味が特徴。世界中で愛されているのもうなずける、クセのない飲みやすさが魅力です。
国内販売元:キリンビール株式会社
公式サイトはこちら
その他の“緑の瓶”のビールを紹介
出典:サントリーサイト
デンマーク発のビールブランド「カールスバーグ」
緑色の瓶のビールとして、忘れてはならないのが「カールスバーグ」。1847年にデンマークで誕生し、現在では約150カ国の国々で飲まれている世界屈指のビールブランドです。
カールスバーグ社の研究所に在籍したエミール・クリスチャン・ハンセン氏が発明した「酵母の純粋培養法」は、近代ビールの三大発明のひとつに数えられるなど、「カールスバーグ」はビールの発展と普及に大きく貢献してきたブランドとして知られており、その緑色のロゴマークは、まさに信頼と伝統を表すシンボルと言えるでしょう。
ベルギービールを代表する「ステラ・アルトワ」
透明感のある緑色の瓶が有名な「ステラ・アルトワ」は、ベルギーでナンバーワンの売上を誇るピルスナースタイルのビール。
ホップのアロマが際立つドライな飲み口が特徴で、女性も含めた幅広い層に親しまれています。
オランダ最古のブルワリーで造られる「グロールシュ」
「グロールシュ」は、創業が1615年という、オランダで最古のブルワリーのビールブランド。その高い醸造技術が評価され、オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授与されています。
現在ではほとんど使われることのなくなった、金具で瓶の口を閉める「スイングトップ式」の栓をした緑の瓶が有名で、コアなファンの多い銘柄です。
緑の瓶をしたビールは、紹介した以外にも世界各国に存在していて、小さなクラフトビールメーカーまでを含めれば、その数はかなりのもの。そんな世界各国の緑のビール瓶をコレクションしてみるのも、たのしいかもしれません。