ウイスキーとジンジャーエールのカクテル「ジンジャーハイボール」にハマる! おいしい作り方も紹介
ウイスキーとジンジャーエール(ジンジャエール)は相性抜群。両者を組み合わせたジンジャーハイボールは、ウイスキーにショウガのスパイシーさと甘さが加わったカクテルで、世界中で愛されています。今回は、ジンジャーハイボールの奥深い魅力やおいしい作り方などを紹介します。
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「ウイスキーのジンジャーエール割り」とも呼ばれるジンジャーハイボール。相性抜群の組み合わせで作る、飲みやすくて初心者にもおすすめのカクテルについて深掘りします。
ウイスキーのジンジャーハイボールとは?
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ウイスキーとジンジャーエールで作るジンジャーハイボールとはどんなカクテルなのか、特徴をみていきます。
ジンジャーハイボールはウイスキーのジンジャーエール割り
ジンジャーハイボールは、ウイスキーをジンジャーエールで割ったシンプルなカクテル。ウイスキーとジンジャーエールの相性は抜群で、世界中の愛飲家に親しまれています。
ジンジャーハイボールには、ジンジャーエール由来のショウガ(生姜)のスパイシーな風味と、ほのかな甘さが特徴で、一般的なハイボール(ウイスキーの炭酸水割り)のような爽快さもあります。また、ジンジャーエールで割ることでウイスキーのアルコール度数が下がり、飲みやすいのも特徴です。
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ウイスキーをジンジャーエールで割ったお酒はほかの名前で呼ばれることも
ジンジャーハイボールは、お店によって別名で呼ばれることもあります。ジンジャーハイボールを略した「ジンジャーハイ」「ジンジャーエールハイボール」「ウイスキージンジャー」「ウイスキーのジンジャーエール割り」など、呼び方はさまざまです。
バーなどでメニューにない場合は、ウイスキーのジンジャーエール割りとオーダーしたほうが、伝わりやすいかもしれません。
おいしいジンジャーハイボールの作り方
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ここでは、おいしいジンジャーハイボールの基本的な作り方を紹介します。
ジンジャーハイボールの基本レシピ
タンブラーグラスにたっぷり氷を入れて、ウイスキーを注いでよく混ぜます。氷に当てないように静かにジンジャーエールを注いだら、マドラーなどで下から持ち上げるようにして縦に1回混ぜます。
ジンジャーエールとウイスキーは好みのものを用意。グラスのふちにカットレモンを飾ったり、ライムを搾ったり、お好みですりおろしたショウガを加えるのもおすすめです。
ウイスキーとジンジャーエールの割合は?
ウイスキーとジンジャーエールを注ぐ割合は、1:3~1:4が目安です。アルコール感が強いと感じる場合は、ジンジャーエールの量を増やして好みの濃度に調整します。
なお、シロップや粉末タイプのジンジャーエールの素を使って、ジンジャーハイボールを作ることもできます。その場合は、ウイスキーと、ジンジャーエールの素、炭酸水をグラスに注ぎます。
ジンジャーエールの素の濃度にもよりますが、ウイスキーとジンジャーエールの素、炭酸水の割合は1:1:3~4を目安にして、好みの味わいに整えてみてください。
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レモンジュースを加えてもおいしい!
ジンジャーエールを使ったウイスキーカクテルはジンジャーハイボールだけではありません。たとえば、「ウイスキーバック」と呼ばれるカクテルは、ウイスキーとジンジャーエール、レモンジュースで作ります。
ウイスキーバックは、使うウイスキーの種類によって、「スコッチバック」「バーボンバック」とも呼ばれます。さらに、スコッチバックは「マミーテイラー」、バーボンバックは「マミーズサザンシスター」と呼ばれることもあります。
機会があれば、ジンジャーハイボールと一緒に、レモンジュースを加えたウイスキーバックも試してみてはいかがでしょう。
ジンジャーエールの種類でジンジャーハイの味わいが変わる
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ここでは、市販のジンジャーエールをタイプ別に紹介します。ジンジャーエールは、甘口、辛口、無糖から選べます。
甘口(ドライ)ジンジャーエールの銘柄
甘口のジンジャーエールは、「ドライタイプ」と呼ばれます。ドライには辛口なイメージがあるかもしれませんが、甘口がドライです。
おもな銘柄は、「カナダドライ ジンジャーエール」「ウィルキンソン ドライジンジャエール」など。甘口といっても、辛口に対して甘味があるというだけで、甘味が強いわけではありません。ドライタイプの多くはさわやかな甘味がたのしめる飲みやすい味わいで、ジンジャーハイボールをマイルドに味わいたいときにぴったり。ウイスキーを飲み慣れていない人でも、ドライタイプのジンジャーエールで割ることでクセが和らぐので、グッと飲みやすくなるはず。
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辛口(ゴールデン)ジンジャーエールの銘柄
甘味の少ない辛口のジンジャーエールは、「ゴールデンタイプ」と呼ばれます。すっきりとした飲み口で、ショウガのスパイシーさが強く、ドライタイプよりも爽快感があります。
おもな銘柄は、「ウィルキンソン ジンジャエール」「n.e.o プロフェッショナル プレミアム ジンジャーエール」「光食品 オーガニック ジンジャーエール」など。スパイシーでパンチのあるジンジャーハイボールを飲みたいときは、辛口のゴールデンタイプを選んでみてください。
無糖ジンジャーエールもある
ジンジャーエールには無糖タイプもあります。糖質が気になる人は、無糖のジンジャーエールを選ぶのも一手です。
無糖ジンジャーエールでウイスキーを割れば、辛口のジンジャーエールで作るよりも、さらにキレのあるジンジャーハイボールをたのしめます。
ジンジャーエール割りにおすすめのウイスキー
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ジンジャーハイボールを作るのにおすすめのウイスキーを紹介します。ぜひ、ジンジャーエールで割って飲んでみてください。
カナディアンクラブ|甘い香り、すっきりした味わい
出典:サントリー株式会社サイト
「カナディアンクラブ」はカナディアンウイスキーを代表するブランド。世界のウイスキーラバーに、「C.C.」の愛称で親しまれています。
いろいろな飲み方でたのしめますが、カナディアンクラブをベースにした「C.C.ジンジャーエール」もぜひ試してほしい飲み方です。氷を入れたグラスに、「カナディアンクラブ」とジンジャーエールを1:3の割合で注ぐだけと作り方もかんたんです。
C.C.ジンジャーエールの作り方
国内販売元:サントリー株式会社
公式ブランドサイトはこちら
ジェムソン スタンダード|スムースな味わい
出典:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社サイト
「ジェムソン」は、アイルランドで造られているブレンデッドアイリッシュウイスキー。伝統的な3回蒸溜によるなめらかな味わいが魅力で、アイリッシュウイスキーが初めての人は、「ジェムソン スタンダード」から始めるのがおすすめです。
「ジェムソン」も、ジンジャーエールベースのカクテルに最適。氷を入れたグラスに、「ジェムソン」1に対してジンジャーエール3を注ぎ、カットライムを搾って作る「ジェムソン・ジンジャー&ライム」は、リフレッシュしたいときにぴったりです。
ジェムソン・ジンジャー&ライムの作り方
国内販売元:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
公式ブランドサイトはこちら
サントリー角瓶|厚みのあるコク、ドライな後口
出典:サントリー株式会社サイト
「サントリー角瓶」といえば角ハイボールでおなじみですが、「角瓶」で作るジンジャーハイボールもおすすめです。過去には、「角瓶」をジンジャーエールで割った、「角ジンジャーショット」という商品も販売されていました。飲食店でも、「角瓶」を使ったジンジャーハイボールが提供されています。
自宅で作るときは、「角瓶」とソーダ(炭酸水)を1:4にする角ハイボールの割合を目安にしつつ、お好みの濃度に調整を。食事にも合わせやすいので、デイリーでたのしめそうです。
製造元:サントリー株式会社
公式ブランドサイトはこちら
ウイスキーとジンジャーエールで作るジンジャーハイボールは、ショウガのスパイシーさと甘さが魅力のカクテル。相性抜群の組み合わせで、おいしい一杯を作ってみてくださいね。