ウイスキー検定の過去問に挑戦!VOL.6(解答と解説)

ウイスキー検定の過去問に挑戦!VOL.6(解答と解説)

2019年2月10日に実施される「第8回 ウイスキー検定」。受験する皆さんやウイスキーが好きな人はぜひ問題に挑戦してみてください!

  • 更新日:

ウイスキー検定 3級問題 解答と解説

問題1
スコッチのモルトウイスキーの生産地区分は6つに分けるのが一般的だが、それはハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ、アイランズと、もう1つはどこか。

①アイリッシュ
②オークニー
③キャンベルタウン   
④エルギン

【解答】


【解説】
キャンベルタウンには、かつて30を超える蒸留所が存在しましたが、アメリカの禁酒法の影響などにより衰退しました。現在は3ヵ所が稼働しています。


問題2
アイラ島の蒸留所で日本のサントリーが所有している蒸留所はどこか。

①ボウモア
②アードベッグ
③ラガヴーリン
④ポートエレン

【解答】


【解説】
ボウモアとはゲール語で「大きな岩礁」という意味です。1779年に創業した、アイラ島では最も古い蒸留所です。現在もフロアモルティングを行っている数少ない蒸留所のひとつで、1994年にサントリーが買収しました。

ウイスキー検定 2級問題 解答と解説

問題3
ウイスキーと、現在それを輸入している日本の正規代理店の組み合わせで間違っているものはどれか。

①マッカラン=サントリー
②アバフェルディ=バカルディジャパン
③ダルモア=明治屋
④トマーティン=三陽物産


【解答】


【解説】
トマーティンは現在国分本社グループが正規代理店となっています。三陽物産はプルトニーやグランツを輸入しています。


問題4
グレーンウイスキーは巨大な連続式蒸留機で造るのが一般的だが、この蒸留機を発明、実用化し、1831年にパテントを取った人物は誰か。

①アンドリュー・アッシャー
②ロバート・スタイン
③イーニアス・コフィー
④ジョン・ヘイグ

【解答】


【解説】
イーニアス・コフィーはアイルランド人ですが、発明当時導入したのはアイルランドではなく、ローランドの蒸留業者でした。ポットスチルにこだわりのあったアイリッシュとハイランドの業者には受け入れられず、現在でもグレーンウイスキー業者はローランドに多くあります。

ウイスキー検定 1級問題 解答と解説

問題5
1853年にブレンデッド(ヴァッテッド)ウイスキーを考案したと言われるエジンバラの酒商は誰か。その名前をカタカナで答えよ。

【解答】
アンドリュー・アッシャー

【解説】
当初アッシャーが行ったのは、同じ蒸留所の熟成年数の異なるモルトウイスキー同士を混合したものでした。1860年代になって現在のブレンデッドウイスキーと同様に、異なる蒸留所で造ったウイスキーを混ぜ合わせることが認められ一躍人気となりました。

ウイスキー検定 バーボンウイスキー級問題

おすすめ情報

関連情報

ウイスキーの基礎知識
広告掲載について

ビア検(日本ビール検定)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事