北海道のビール【小樽ビール】古きよきドイツビールを日本で味わう
「小樽ビール」は、北海道・小樽の石造倉庫群で生まれたビール。ドイツビールの伝統的な造り方に則って、普及に努めているブランドです。小樽ビールの特徴や種類について見ていきましょう。
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「小樽ビール」は水・麦芽・ホップ・酵母のみで造られるピュアなビール
出典:小樽ビールサイト
「小樽ビール」の歴史は、1995年に小樽市の石造倉庫群にある「小樽倉庫No.1」で始まりました。
「古き良きドイルビールの文化を日本に根づかせること」を使命に掲げるだけに、今から約500年も前の16世紀に、ビールの本場・ドイツで公布された「ビール純粋令」に従ってビール造りを行っています。
水・麦芽・ホップ・酵母以外は余計なものを入れずに造ることで、混じり気のないピュアな味わいを実現。コーンスターチや防腐剤などを用いない、100%無添加のビールです。
また、「小樽ビール」の醸造レシピは、醸造責任者であるドイツ人のブラウエンジニアの家系に200年以上にわたって受け継がれてきたもの。手間暇かかる伝統的な醸造方法を守り続けることで、深く、芳醇な味わいを実現しています。
現在、発祥の地である小樽倉庫No.1 醸造所は、無料で醸造所見学ができるほか、ビアパブ併設のブルーパブとして、北海道産のおいしい料理とともにビールをたのしめます。また、1999年に開業した小樽銭函醸造所は、要予約・有料で工場見学を受けつけており、おいしい料理やビールの試飲をたのしみながら、伝統のビール造りを、間近で見ることができます。
「小樽ビール」を語るにはピルスナーから味わおう
出典:小樽ビールサイト
「小樽ビール」のスタンダードなおいしさを堪能するなら、なじみ深いピルスナーをおすすめします。グラスのなかで輝く美しい黄金色は、これぞビールといった雰囲気。アルコール度数4.9%と「小樽ビール」のなかではやや軽めになっていて、食前の1杯にもぴったりです。
小樽ビールのピルスナーは人為的なフィルターを使わず、自然に酵母を沈殿させます。自然な炭酸の泡は、なめらかな口当たりとさわやかさをプラス。おどろくほどに軽く、はじけるような爽快感をたのしめます。
「小樽ビール Weiss(ヴァイス)」はフルーティな夏ビール
出典:小樽ビールサイト
「小樽ビール Weiss(ヴァイス)」は、小麦モルト(麦芽)と大麦モルトを合わせて使ったさわやかな夏ビール。バナナのようなフルーティな香りが特徴です。
白濁して見えるのは、酵母と小麦麦芽のタンパク質がたっぷりと入っているのが理由。苦いビールは苦手な女性でも、親しみやすく、暑い夏にゴクゴク飲めるひと品です。
そのほか、クリーミーな泡立ちと褐色が目を引く「Dunkel(ドンケル)」、ほどよいコクとラガーの味わいを再現したノンアルコールビールなど、豊富なラインナップも「小樽ビール」の魅力のひとつ。ノンアルコールビールもあるので、ドライバーも一緒になってたのしめるところがうれしいポイントです。
北海道・小樽エリアを旅行する際は、地元の人々が集まるビアガーデンでそのおいしさを堪能してはいかがでしょうか。
北海道では「小樽ビール」を飲める飲食店が増えつつあり、観光客を中心に知名度が高まっています。北海道グルメと小樽ビールの組み合わせは、旅をより格別なものにしてくれそうです。
製造元:株式会社アレフ
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