【神泉】(石川の日本酒)神泉(しんせん)は金沢酵母にこだわる酒

【神泉】(石川の日本酒)神泉(しんせん)は金沢酵母にこだわる酒
出典 : 東酒造株式会社

「神泉」の蔵元、東酒造は、初代源右衛門が地元の米を使った酒造りを始めて以来、150年以上もの伝統を築いてきた老舗蔵です。歴史に甘んじることなく、高品質な酒を生み出し続ける真摯な姿勢が、高く評価されています。

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「神泉」は魚料理と飲みたい酒

「神泉」は魚料理と飲みたい酒

出典:東酒造株式会社

「神泉」を生んだ酒蔵、東酒造は、石川県では金沢に次ぐ城下町、小松の地で、幕末の万延元年(1860年)に創業しました。
以来、150年にわたって酒造りを続けてきた老舗蔵だけに、建物の至るところから歴史と伝統がうかがえます。なかでも、風情ある4つの石蔵は、国指定の有形文化財であり、2016年には日本遺産にも認定されました。

東酒造を代表する銘柄が「神泉」です。「神泉」ブランドの主力は、原料米を磨き上げた吟醸酒以上。なかでも大吟醸はフルーティな飲み口で、魚料理によく合います。
おいしさの秘密は、金沢酵母。派手な香りはないものの、飲み飽きることがなく、料理に合う酵母として知られています。とくに金沢グルメの魅力である海の幸との相性は抜群です。

金沢酵母は、従来、どちらかといえば、普段飲みの日本酒に適した酵母というイメージが一般的でした。しかし、金沢酵母を使った「神泉」が登場し、数々の品評会で入賞したことで、近年では吟醸酒以上の高級酒にも合う酵母としてイメージが一変しているのだとか。

「神泉」の品質を物語る多彩な受賞歴

「神泉」の品質を物語る多彩な受賞歴

出典:東酒造株式会社

「神泉」ブランドのすぐれた品質は、数々の受賞歴が物語っています。
たとえば「神泉 大吟醸」は、フルーティな飲み口が魅力の逸品で、政府専用機の機内酒にも選ばれた逸品。2018年度の金沢国税局酒類鑑評会において「優等賞」に輝いています。

2017年の「全国燗酒コンテスト」では「吉祥 神泉」が「最高金賞」を獲得。燗にしてもおいしい日本酒として高い評価を得ています。

また、「神泉 純米吟醸ブルーラベルはフランスで開催された日本酒コンクール「Kura Master2020」純米酒部門で最高賞のプラチナを受賞(2021は金賞)。「神泉 純米大吟醸」は「Kura Master2022」において金賞を受賞。同じくフランスで開催された第16回「フェミナリーズ 世界ワインコンクール 」では「神泉 純吟乃白」と「蛍舞 ポム」が金賞を受賞。

国内でも海外でも認められた実績は、「神泉」が世界で評価される高品質の日本酒であることの証明といえますね。

「神泉 純米吟醸 旨口」はワイングラスで堪能したい

「神泉 純米吟醸 旨口」はワイングラスで堪能したい

出典:東酒造株式会社

「神泉」ブランドの特徴であるフルーティな味わいは、これまで日本酒に対して「男が飲む酒」とのイメージを抱きがちだった女性からも「ワインのような味わい」と人気を集めています。

なかでも「神泉 純米吟醸 旨口」は、ワイングラスでたのしむのがおすすめ。透明なグラスに入れるからこそ微妙な色の違いまで分かり、繊細な香りまで感じられます。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」では、全国の263社から出品された901点の日本酒のうち、わずか13社しか選ばれない「最高金賞」に輝きました。

近年の日本食ブームの影響もあって、アメリカやヨーロッパでも日本酒の知名度は高まりつつあるなか、洋食にも合う「神泉」の飲み口は、欧米の人々にもよろこばれるはず。「神泉」ブランドが世界との架け橋になり、日本の豊かな食文化を伝えてくれるでしょう。

「神泉」ブランドは、世界の有識者からも熱い支持を受ける日本酒として、豊富な実績を重ねています。結婚記念日や誕生日など、大切な人のお祝いをする場面で、ごちそうと一緒にたのしんでみてはいかがでしょうか。

製造元:東酒造株式会社
公式サイトはこちら

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