鹿児島の焼酎【魔王(まおう)】味わいもその名もインパクト絶大!

鹿児島の焼酎【魔王(まおう)】味わいもその名もインパクト絶大!
出典 : Nishihama / Shutterstock.com

「魔王」は名前のインパクトはもちろん、その味も格別な鹿児島の芋焼酎。価格と入手困難さでは群を抜くプレミアム焼酎「3M」の一銘柄として話題をさらい、偽物が出回るほど人気を集める「魔王」の魅力とは?

  • 更新日:

「魔王」という一度聞いたら忘れない名前の由来

「魔王」という一度聞いたら忘れない名前の由来

Fernando Cortes/ Shutterstock.com

「魔王」は、味もさることながら、名前にも強烈なインパクトがあります。一度聞いたら忘れられない、その銘柄名はどこから生まれたのでしょうか。

ウイスキーやブランデーなどの洋酒は、熟成段階で酒に含まれる水分やアルコール分が樽からしみ出て、原酒の量が減少していきます。洋酒の造り手たちは、縁起かつぎをこめて、この減少分は“天使の分け前”または“天使の取り分”と呼ばれてきました。
「魔王」という銘柄には、その天使を誘惑し、魔界へ最高の酒を調達する悪魔たちによってもたらされた特別な酒、という意味がこめられているといいます。

「魔王」は、この圧倒的なネーミングのインパクトに加えて、熟成酒ならではのおだやかな風味が人気を呼び、入手困難な“幻の芋焼酎”と呼ばれるようになりました。

「魔王」がプレミアム芋焼酎といわれる理由

「魔王」がプレミアム芋焼酎といわれる理由

taa22/ Shutterstock.com

一般に、クオリティと希少性、販売価格の3拍子がそろった芋焼酎は「プレミアム焼酎」と呼ばれていますが、なかでも「魔王」の人気はトップクラス。同じく鹿児島県産の「森伊蔵」「村尾」と合わせてプレミアム焼酎御三家「3M(スリーエム)」とも呼ばれています。

「魔王」を造るのは、鹿児島県大隅半島西部の錦江町に焼酎蔵を構える白玉醸造。明治37年(1904年)創業の老舗蔵で、「魔王」のほかに芋焼酎「白玉の露」、米・芋焼酎「天誅」、麦焼酎「元老院」などの銘柄を生み出しています。
「魔王」は若者の酒離れを危惧した現社長が生み出した銘柄で、芋の甘味や香りはあえて抑え、芋焼酎を飲み慣れていない人でもおいしく飲める、すっきりした味わいに仕上がっています。

その魅力が知られるにつれて需要が拡大しても、蔵元では品質へのこだわりから、少量生産を維持しています。それゆえ、需要が供給に追いつかず、稀少性に拍車がかかっているというわけです。

「魔王」を定価で入手する方法は?

「魔王」を定価で入手する方法は?

Martin Prague / Shutterstock.com

「魔王」は、近年の芋焼酎ブームで爆発的に増大した需要に生産が追いつかず、入手は常に困難です。ネット上では一升瓶(1,800ミリリットル入り)が1万円以上もの価格で販売されるケースも少なくありません。
しかし、本来の価格とかけ離れた金額で取引されるのは、蔵元にとっても本意ではないでしょう。正規販売店では定価で販売していますので、そちらで購入することをおすすめします。
白玉醸造では、正規販売店とのつながりを大切にしており、少量ずつではあっても確実な納品を続けています。入荷すればすぐに買い手がつく状況ではありますが、時間はかかっても、それだけの価値はあるはずです。

インターネットで「魔王 正規販売店」などで検索すれば、いくつかの酒販サイトが見つかりますので、「魔王を定価で手に入れたい」という人は試してみてください。

「魔王」の人気の秘密は芋くささを抑えた口当たりのよさ

おすすめ情報

関連情報

大人の基礎知識

  • ビールの基礎知識
  • 日本酒の基礎知識
  • ワインの基礎知識
  • ウイスキーの基礎知識
  • 焼酎の基礎知識
  • カクテルの基礎知識