一升瓶のサイズとは?今さら聞けない基礎知識をおさらい

一升瓶のサイズとは?今さら聞けない基礎知識をおさらい
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一升瓶のサイズは、約1.8リットル(1800ミリリットル)にあたり、一合徳利10本分になります。一升や一合は、古くからの計量法である「尺貫法」の単位にもとづいており、昔は、醤油やみりんなどの調味料も一升瓶(いっしょうびん)サイズで売られていました。

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一升瓶は約1.8リットル。まずはおさえておきたい基礎知識

一升瓶は約1.8リットル。まずはおさえておきたい基礎知識

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焼酎の一升瓶の容量はどれくらいなのか? 疑問に思ったことは誰にでもあるのではないでしょうか。“升”という単位は「尺貫法(しゃっかんほう)」という古くからある計量単位にもとづくものです。
尺貫法とは、長さの単位を「尺(しゃく)」、質量の単位を「貫(かん)」、体積の単位を「升(しょう)」とするもので、一升は1.8リットルにあたります。
ちなみに、お米の単位でよく使われる「合(ごう)」は180ミリリットルで、10合=一升となります。また、10升(=18リットル)は「一斗(いっと)」、100升(=180リットル)は「一石(いっこく)」となります。

焼酎や日本酒はもちろん、醤油やみりんなどの調味料なども、以前は一升瓶のサイズで売られるのが普通でした。
瓶よりも軽く扱いやすいペットボトルが普及したことで、一升瓶の需要は減りつつありますが、焼酎や日本酒を買う際は「やはり紙パックやペットボトルよりも瓶で」とのこだわりをもつ人も多いようです。

ちなみに、一升瓶は繰り返し使用する「リユース瓶」ですが、若い世代ではこのことを知らない人も多く、回収率も減少しているだとか。多くの自治体で、「一升瓶は酒屋さんに返してください」というPRもしていますので、積極的にリサイクルしましょう!

一升瓶一本で、一合徳利10本分

一升瓶一本で、一合徳利10本分

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焼酎の一升瓶は1.8リットルなので、一合(180ミリリットル)徳利なら10本分になります。では、水割りやロックなどで飲む時には何杯分になるのでしょうか?

一般的にシングルで30ミリリットル、ダブルは60ミリリットルですので、シングルなら60杯分、ダブルなら30杯となります。水割りにする場合も、焼酎の量が同じなら杯数は同じになります。

ちなみに、おいしい焼酎の水割りは「焼酎5:水5」か「焼酎6:水4」といわれています。少し濃いようにも感じますが、焼酎のアルコール度数は25度前後なので、この割合の水割りでも15度前後。ワインより少し高いくらいということになります。

一升瓶のサイズを知っておこう

一升瓶のサイズを知っておこう

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一升瓶をお祝いとして持参する際に、風呂敷に包むこともあります。そんな時のために、大きさを知っておくと便利です。一升瓶の高さは39.8センチメートル、底部の直径は10.4センチメートル、上部の直径は3.1センチメートルです。

一升瓶を包む風呂敷のサイズは約90×90センチメートルの二四巾(にしはば)と呼ばれる大きさか、105×105センチメートルの三巾(みはば)が最適です。風呂敷三巾はテーブルクロスや衣類を包んでおくこともできるサイズですが、苦手な人は大きめのサイズのほうが包みやすいようです。

最近では国産ワインを一升瓶に詰めて販売する「一升瓶ワイン」なども人気です。生産は減少しつつありますが、日本ならではの容器を大切にしてきましょう。

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