幻の日本酒【写楽(しゃらく)】4年連続金賞受賞の名酒

幻の日本酒【写楽(しゃらく)】4年連続金賞受賞の名酒
出典 : zomby /shutterstock.com

「写楽」は数々の日本酒評議会で賞に輝いた銘柄だけあって「どれを飲んでも安定したおいしさがある」と評判です。「写楽」には一体どのような特徴があるのでしょうか? 今回は日本酒「写楽」のおいしさの秘密に迫ります。

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「写楽」は会津の酒蔵、宮泉銘醸が生んだ逸品

「写楽」は会津の酒蔵、宮泉銘醸が生んだ逸品

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「写楽」を生んだ会津若松市は、日本人には幕末の「白虎隊」で知られています。観光地としても有名ですが、城下町だけあって、この一帯には今も昔から続く酒蔵が多く集まっています。

そのひとつが、鶴ヶ城のすぐ近く位置する酒蔵、宮泉銘醸(みやいずみめいじょう)です。現在は4代目の宮森義弘氏が営むこの酒蔵から、「写楽」は生み出されました。

「写楽」といえば、日本酒好きの間では非常に人気が高く入手困難な銘酒。いまや「幻の酒」になりつつある、人気と実力を兼ね備えた銘柄です。この「写楽」は、同じく会津若松市内にあった酒蔵、東山酒造の廃業を機に、宮泉銘醸が引き継いでリニューアルさせたものなのです。

一時はその歴史を終えかけていた「写楽」ですが、「皆に愛される日本酒を造りたい」という宮森氏をはじめ、職人たちの努力とこだわりによって、全国新酒鑑評会において4年連続で金賞に選ばれているほどの名酒として復活。今や会津若松市だけでなく、福島県全体を代表する日本酒となっています。

「写楽」の魅力は、名水とこだわりの米が育んだ味わい

「写楽」の魅力は、名水とこだわりの米が育んだ味わい

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「写楽」の特徴として、まず挙げられるのが「純米造り」へのこだわりです。

「写楽」を生んだ会津若松は、民謡「会津磐梯山」にもうたわれているように、日本でも有数の名水の地。会津盆地の南東に位置していることから湧水に恵まれており、良質な米が育つ地でもあります。

質量ともに豊かな水と、その水に育まれた地元産の米を用いることで、「写楽」の上品な香り、のど越しの良さ、そして、しっかりとした旨味が生まれています。

「写楽」の原料米は、宮泉銘醸が地元で契約している農家とともに栽培した「五百万石」や「山田錦」「雄町米」「夢の香」といった酒造好適米。これらを銘柄によって使い分けることで、「写楽」は洗練された質の高い日本酒となっているのです。

「写楽」、造り手の愛がこもった「純愛仕込」

「写楽」、造り手の愛がこもった「純愛仕込」

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「写楽」は「どんな人にも愛される日本酒」をめざしたというだけあって、多くの銘柄、多くの味がラインアップされています。

なかでも人気を集めている銘柄のひとつが「純愛仕込」です。「純米仕込」の間違いでは? と思う人もいるかもしれませんが、「写楽」には確かに「愛」が込められています。
「米を愛し、酒を愛し、人を愛し、皆様に愛される酒をめざす」という造り手の深い思いを込めて「純愛仕込」と名づけられているのです。

評価の高い日本酒には、やはり造り手の「心意気」や「愛」があふれているのですね。

「写楽」は日本酒好きのためだけでなく、まだ日本酒のおいしさを知らない人にもたのしんでもらえるよう、真心を込めて造られた日本酒です。その「愛」をしっかり受け止めたいものです。

製造元:宮泉銘醸株式会社
公式サイトはこちら
主要販売店:有限会社山武商店 よしのや

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