北の地ではぐくまれた、人気の米焼酎情報

北の地ではぐくまれた、人気の米焼酎情報

日本酒と比べると、焼酎の蔵元数は約半分以下。けれども全国47都道府県すべてで、焼酎は製造されています。とくに広範囲で造られているのは、米が原料の米焼酎。今回はとくに北のエリアで造られている焼酎にスポットを当ててみました。

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フランス製蒸留釜で作られる青森の米焼酎「津軽海峡」

sittipong/ Shutterstock.com

焼酎造りにおいて、糖化に必要な麹には一般的に米が使われます。さらに米焼酎を造るときは当然、原料にも米を使うので、ストレートに米の味わいが表れます。

それゆえ蔵元は使用する米には並々ならぬこだわりを持ち、地元の特産米や「コシヒカリ」などのブランド米で個性を出したり、日本酒用の酒造好適米を使ったり、蔵元が米造りから手掛けるケースが増えてきました。

青森県弘前市に蔵を構える「六花酒造」は創業1719年。津軽の方言で「頑固者」「意地っ張り」という意味の名前を持つ、辛口の本醸造酒「じょっぱり」で知られています。

津軽平野で育てられた米だけを使って焼酎の製造が始まるとき、ブランデーの本場・フランスで使用されている蒸留釜を設置することに。この釜で手間をかけて蒸留することで、米の旨味を最大限に引き出した、洋酒にも似た濃厚な風味、そして独特のとろりとした飲み口が生まれました。「津軽海峡」と名付けられた本格米焼酎は、500リットルの原液から100リットルの原酒しか造ることができません。クセのない、米本来の丸みのある風味はどんな料理とも好相性です。
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秋田「米蔵」はブランド米「あきたこまち」で作られる

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秋田県湯沢市は、秋田県の南の玄関口として発展し、中央を雄物川が流れ、山に囲まれた自然の恵みの豊かな土地です。平安時代の女流歌人、小野小町の生誕の地ともわれ、「あきたこまち」や秋田新幹線「こまち」の名前の由来にもなりました。

昭和20年、「秋田県醗酵工業株式会社」はこの地に設立された、「一滴千両」という名前の日本酒で知られた酒蔵です。「米蔵」は「あきたこまち」を主とした秋田県産米を原料に使用した本格米焼酎。割り水には奥羽山脈の湧き水「栗駒神水」が使われています。
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山形の幻の酒の蔵元が造る純米焼酎「十四代」

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山形県の中心部にある村山市は、その中央を雄大な最上川が婉曲して流れています。この地で1615年に酒造りを開始した「高木酒造」は、お酒好きな人なら一度は耳にしたことのある銘酒「十四代」の蔵元。ファンが多く、市場にあまり出回らないためか一部では、「幻の酒」ともいわれています。

その蔵元が手掛ける純米焼酎「十四代」もまた、生産量が少なく入手困難。見かけたらぜひ手にいれたいですね。

個性的な米焼酎が揃う北の地でお気に入りを探してみては。

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