ウイスキー検定を受けて奥深いウイスキーの世界をよりたのしもう!

ウイスキー検定を受けて奥深いウイスキーの世界をよりたのしもう!

ハイボールブームや竹鶴政孝氏の生涯を描いたドラマをきっかけに、バーだけではなくさまざまな場所で見かけることが多くなったウイスキー。今回はそんなウイスキーにまつわる検定のお話です。

  • 更新日:

ウイスキー検定ってどんな資格?

ウイスキー検定ってどんな資格?

Kondor83/ Shutterstock.com

文明開化の大正時代に日本に伝わった本格ウイスキー造り。国内でも数々の名品が生みだされ、さまざまなシーンで日本人に親しまれてきました。

ウイスキー検定は、世界のウイスキーを対象に、歴史や原料、製法からさまざまな飲み方、ウイスキーにまつわるうんちくなど、奥深いウイスキーの世界をよりたのしむための知識を問われる検定です。マークシート択一形式で、ウイスキー初心者も気軽に挑戦できる内容となっています。

試験は以下の6種類。
◆3級:ウイスキーが好きで、ウイスキーの基礎知識を持つ人が対象
◆2級:ウイスキーの文化や歴史、製法を理解し、ウイスキー通になりたい人を対象とした中級レベル
◆1級:2級を合格していて、ウイスキーの文化や歴史、製法や時事問題などを深く理解した人を対象とした上級レベル

◆BW(バーボンウイスキー)級:バーボンウイスキーに特化した中級レベル
◆JW(ジャパニーズウイスキー)級:ジャパニーズウイスキーに特化した上級レベル
◆SM(シングルモルト)級:シングルモルトに特化した上級レベル

後者3つは、不定期で実施されるので、試験開催時期に注意してください。

ウイスキー検定は、20歳以上であれば誰でも受験できる検定試験です。1~3級の試験内容は、ウイスキー検定公式テキストから出題されるので、このテキストの内容をしっかりと覚えれば大丈夫です。JW級. SM級. BW級は、検定公式テキストの他に参考図書などからも出題されます。他に過去問題集も販売されていますので、試験対策をしっかりやりたい人にはこちらもおすすめです。

ちなみに、目安として、3級は100問中60問以上、2級は70問以上、1級は80問以上が合格ラインとされています。また、JW級とSM級は100問中65問以上が認定ライン、BW級は50問中35問以上で合格ラインとされています。

合格すると合格者認定カードや合格認定バッジ、合格認定名刺やオリジナルテイスティンググラスの特典が受けられます。他にも限定のウイスキーの購入資格や土屋守氏と行く蒸留所見学ツアーなどたくさんの特典があります。

まずは初級クラスの3級の問題にチャレンジ

まずは初級クラスの3級の問題にチャレンジ

petereleven/ Shutterstock.com

では、どんな問題が出題されるのか見てみましょう。以下は3級の問題です。

問1:モルトウイスキーの蒸留に使われる単式蒸留器のことを英語で何というか。
1.ケトルスチル 2.コフィースチル 3.ポットスチル 4.ダブラー 

問2:世界で一番売れているスコッチウイスキーは何か。
1.J&B 2.ジョニーウォーカー 3.バランタイン 4.シーバスリーガル

問3:スコッチウイスキーの熟成期間は何年以上と定められているか。
1.2年 2.3年 3.4年 4.5年

<解答>
問1=3.ポットスチル、問2=2.ジョニーウォーカー 問3=2.3年

いかがでしたでしょうか。聞いたことのない言葉やウイスキーの製造から時事問題までとたくさんのことを覚えなくてはならないと思ってしまうかもしれませんが、基本的なことを覚えてしまえば後は点と点が線でつながっていきます。そしてなによりもウイスキーをもっと知りたいという気持ちが背中を押してくれるはずです。

まずは3級からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おすすめ情報

関連情報

ウイスキーの基礎知識

ビア検(日本ビール検定)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事