「テキーラ」と「ビール」のカクテル?テキーラの代表カクテルを紹介!
「テキーラ」と「ビール」のカクテルを知っていますか?テキーラといえば強いお酒のイメージを持ちますが、カクテルなら初心者にもおすすめです。今回は、暑い日に飲みたいテキーラの代表的なカクテルや「ビール」を使うカクテルを紹介します。
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テキーラをおいしく飲む
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テキーラと聞いてどんなお酒を思い浮かべますか? ショットグラスに注いだ透明なお酒をレモンやライム、塩と一緒に一気に流し込む…、そんなお酒を想像していませんか?
テキーラとは、メキシコのハリスコ州、グアダラハラ市近郊の“テキーラ”という地域で1700年代から造られている蒸留酒です。シャンパーニュ地方のシャンパンや、コニャック地方のコニャックと同じように、テキーラとは原産地呼称で、“テキーラ”で造られなければ「テキーラ」と呼ぶことはできません。また、テキーラはテキーラ規制委員会(CRT/Consejo Regulador del Tequila A.C.)によって、原料や蒸留所、原料の比率、蒸留回数など規則が定められていて、この基準を満たしていないものは、テキーラを名乗ることができません。
テキーラの原料は、竜舌蘭(リュウゼツラン)の一種であるアガベ・アスール・テキラーナ・ウェーバーという植物。「ブルーアガベ」とも呼ばれています。この搾り汁を発酵させ、蒸留を2回以上することでテキーラが生まれます。
テキーラの度数もCRTによって35%~55%であることが決められています。その味わいから飲みやすいともいわれるテキーラですが、アルコール度数は高め。ショットグラスで飲む以外に、甘いカクテルなどにもよく使われるので、飲み過ぎには注意が必要ですね。
テキーラの代表的なカクテル
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さすがにショットグラスのテキーラを暑い日の一杯にしたら、あっという間に酔ってしまいます。でも、カクテルなら喉を潤すことのできる種類がたくさんあります。
まずは「テキーラトニック」。テキーラをトニックウォーターで割ったカクテルはシンプルでスッキリした味わいです。「テキーラサンライズ」は、太陽と朝焼けの空をイメージしたカクテル。オレンジジュースをベースにシロップを加えてあるので、初心者にも飲みやすいカクテルです。
喉を潤すのとは少し違いますが、「マルガリータ」もテキーラベースのカクテルの中では有名。テキーラとホワイトキュラソー、ライムジュースをシェイカーで混ぜ合わせます。グラスの縁に塩のついた、さっぱりした味のショートカクテルです。
飲み過ぎ注意!ビールとテキーラのカクテル
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テキーラはショットやカクテルのほか、ロックでもおいしく飲めるお酒ですが、ビールとテキーラを使ったカクテルがあるのを知っていますか?
「サブマリン」は、ビールにテキーラを加えたカクテルです。加える、といってもビールの入ったジョッキやグラスに、テキーラの入ったショットグラスをそのまま鎮めるという大胆なもの。ライムやレモンを添えて飲む場合もあります。サブマリンとは潜水艦のことです。ちなみに、「デスペラード」も同じような方法で飲むカクテル。デスペラードとはならず者、無法者といった意味です。どちらも、飲むことがある場合はくれぐれも飲み過ぎに注意してたのしんでくださいね。