ウイスキーに加水することで得られる魅惑的な味と香り

ウイスキーに加水することで得られる魅惑的な味と香り

初心者の場合、水などで割らずにストレートでたのしむのがウイスキー通の飲み方と思いがち。でも実際には、加水したほうがウイスキーの味わいや香りがたのしめるという意見も多く聞かれます。ウイスキーの飲み方による味わいの違い、加水することの意味を紐解いてみます。

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ウイスキーの飲み方いろいろ

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ウイスキーの飲み方といえば、「ストレート」「オンザロック」「水割り」「ハイボール」が一般的。でも、たとえばハイボールひとつをとっても、炭酸水で割るシンプルなハイボールをはじめ、ジンジャーエールで割る「ジンジャーハイボール」やオレンジジュースで割る「オレンジハイボール」など、実際にはさまざまな飲み方があります。

また、ハイボールやオンザロックは冷たい飲み口をたのしむ飲み方ですが、寒い冬にはお湯で割る「ホットウイスキー」やコーヒーで割って生クリームを浮かべる「アイリッシュコーヒー」など、温めてたのしむウイスキーも。季節、シチュエーション、その日の気分で自分に合ったオリジナルの飲み方を追求できるのもウイスキーのたのしみのひとつかもしれません。

水を加えることで変わるウイスキーのおいしさと香り

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ウイスキーを割って飲むのはビギナーの飲み方なのかと思いがちですが、実際にはそんなことはありません。たとえば、ミネラルウォーターとウイスキーを1対1で割って飲む「トワイスアップ(トゥワイスアップ)」という飲み方は、ウイスキーのテイスティングにも用いられる方法。加水することで新しい香りが立ちあがってくるともいわれ、プロの世界ではこれを“香りが開く”と表現するそうです。

トワイスアップほどの水を入れなくても、ウイスキーは数滴の水を加えるだけでも香りが変わるといわれています。スウェーデンのリンネ大学から発表された論文によると、ウイスキーの香りの元になる成分は、アルコール度数が50%以上になると液体の底に集まる傾向があるため、そこに水や氷を入れると香りの成分が水面に上がってくるのだとか。加水することで風味が増すということは、科学的にも証明されています。

味わいだけでなく、ウイスキーの香りもじっくり感じてみてください。

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