日本酒検定で、日本酒をもっと知りたくなる

日本酒検定で、日本酒をもっと知りたくなる

米の繊細な香りと味わいにはまり、日本酒をもっと知りたいと思った人は、日本酒の認定資格を受けてみてはいかがでしょう。レストランなど飲食業に携っている人が受験する専門的なものもありますが、一般の人が嗜みとして受験できるものもありますよ。

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日本酒検定とはどんなもの?

日本酒検定とはどんなもの?

kitsune05/ Shutterstock.com

日本酒の魅力をもっと気軽に理解できるようつくられたのが、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が主催する「日本酒検定」です。

「日本酒検定」には、気軽に無料で受験できるネット検定と、検定料を支払い筆記試験に挑むものの2つがあります。どちらも、20歳以上であれば誰でも受験することができます。ネット検定は、時間を気にせず、受験することができます。筆記試験に挑む検定は、日本酒の歴史や文化、製法、原料から、日本酒をたのしむマナー、酒器や料理との相性、雑学まで幅広い知識を網羅しており、3級から1級までチャレンジすることができます。

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)

どんなことを学ぶの?

どんなことを学ぶの?

Nishihama/ Shutterstock.com

日本酒検定はどんなことを学ぶのでしょうか? まず、ランクごとに求められる合格者の人物像が違います。3級は、日本酒の基礎知識、周辺知識のみならず、特徴、魅力を理解し第三者に伝えられる人。2級は日本酒の特徴、魅力を理解したうえで、新たなたのしみ方を考案できる人。1級と準1級は、日本酒のあらゆることに精通し、後世へ適切に継承発展を行える人です。

ランクが上がるごとに、もちろん求められる知識が高くなります。ちなみに、1級は準1級合格者、準1級は2級合格者、2級は3級合格者のみ受験ができます。

日本酒の複雑な香りや味わいと同じく、出題分野も幅広くなっています。日本酒の歴史や文化、原料や製造方法、飲酒のモラルやマナー、温度や飲み方、ラベルの読み方、酒器、料理との相性などのたのしみ方、銘柄や醸造所について、そのほか生産量や消費量、海外事情といった雑学まで。試験は筆記のみで50分ほど。テイスティングはありません。

検定後、受験者全員に検定結果の通知がきますが、見事合格すると「認定カード」、「認定証」が送られてきます。

複雑な工程や分類のある日本酒。日本酒のとりこになっている人は、しっかり勉強して1級を目指してみてはいかがでしょうか?

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
http://www.ssi-w.com/?page_id=2394

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