スペイサイドのスコッチを飲む・ダフタウンエリア

スペイサイドのスコッチを飲む・ダフタウンエリア

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スコッチの味わいを知る

Deniss Grigorjevs/ Shutterstock.com

ウイスキーのなかでも、特別な存在感を放っているスコッチ。原料となる大麦の生産地であり、ピートを作り出す土壌、熟成に向いた冷涼な気候など、ウイスキー造りに適した条件が揃っていることがその大きな要因です。中でも、最大の生産地として知られているのがスペイサイド。ハイランド地方の北東部を流れるスペイ川流域全体をさし、スコッチのモルトウイスキー蒸留所の約半数にあたる50近い蒸留所が集中している地域です。アイラ島と同じく”スコッチの聖地”といわれています。

数ある個性的なスコッチの中でも、華やかで上品な名酒が数多く生まれる地は、世界のウイスキー愛好者にとっての憧れの地ともいえます。ここでは、スペイサイドのダフタウンエリアの蒸留所を紹介します。

初心者にも飲みやすい「グレンフィディック」

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ブレンデッドウイスキーの原酒として使われていたシングルモルトを、1963年に業界で初めて市場に出したことで知られる「グレンフィディック」。爽やかでライトな飲み口が大ヒット。現在では世界180ヵ国以上に輸出されるなど、世界でもっとも飲まれているシングルモルトのひとつです。

フレッシュな香りと深い味わい、はちみつやメイプルシロップ、カスタードクリームを思わせる甘さも漂わせ、いい意味で強すぎる個性がなく初心者にも飲みやすいでしょう。スコッチ入門にはぴったりな銘柄のひとつです。

グレンフィディックの敷地内にある「バルヴェニー」

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グレンフィディック蒸溜所の創始者ウィリアム・グラント氏により1892年に創業されたバルヴェニー蒸溜所は、姉妹蒸溜所であるグレンフィディック蒸溜所と同じ敷地内に建っています。バルヴェニーという名は、近くに建つバルヴェニー城から取っています。 この古城は廃城として長らく放置されたままでした。その後、麓につくられた新バルヴェニー城の跡地をウィリアム・グラント氏が購入し、蒸留所を建設しました。

バーボン樽で熟成後、シェリー樽に詰め替えて後熟されるバルヴェニーのダブルウッド12年は、ふたつの樽による甘い香りと深いコクのある味わいが特徴。赤みを帯びた深い琥珀色は、グラスに注ぐとすばらしい色合いです。

“野獣”と呼ばれる「モートラック」

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