焼酎王国鹿児島の黒糖焼酎を飲む
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奄美大島の西平酒造も創業1927年(昭和2年)と90年以上の歴史を誇る老舗。奄美の豊富な天然水と良質な黒糖、さらに国産米を原料に、初代から行われてきた「三段仕込み」をはじめとする伝統製法で焼酎造りを行っています。
「三段仕込み」とは麹を一次仕込みした甕に、二次で「半麹」と呼ばれる発酵時間が半分の麹を加え、そして三次で溶かした黒糖と合わせ、ホーロータンクへ。
このように手間はかかりますが、これにより糖化がゆっくり進み、麹の旨みが引き出され、よりふくよかな香りと深い味わいが生まれます。この三段仕込みの後、蒸留、さらに1年貯蔵したものが、西平酒造の代表銘柄「珊瑚」です。黒糖の甘いコクとスッキリとした味わいが特徴で、幅広い年齢層に飲まれています。
おすすめはロック。クラッシュアイスでたのしむ人も多いそう。アルコール度数25度、30度の2種類のほか、甕壺に入った41度の原酒もあります。
珊瑚の詳細はこちら
https://www.kana-sango.jp/home
アルコール度数は高めですが、甘くやわらかい味わいの黒糖焼酎は初心者にとっても飲みやすいはず。ぜひ、試してみてください。
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