焼酎などお酒の適量ってあるの? アルコール度数に注意して飲もう

焼酎などお酒の適量ってあるの? アルコール度数に注意して飲もう
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芋や麦、米のほかに、栗やゴマなど様々な原料で造られている焼酎。そして、飲み方にも数種類あり、毎日飲んでも飽きのこないお酒といえるでしょう。でも、気をつけなければいけないのが、アルコール度数の高さです。泡盛はアルコール度数が40~60度のものがあるなど、ビールやワイン、日本酒などに比べてかなりの高さです。

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アルコール度数の高い焼酎を上手に飲む方法

アルコール度数の高い焼酎を上手に飲む方法

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そもそもアルコールとは、糖分を含む液体に酵母を加え、発酵させてできたもの。日本酒やワイン、ビールなど発酵させた液体をろ過などを経てそのまま飲むものは「醸造酒」。この「醸造酒」を熱し、水より沸点の低いアルコールを先に気化させ、冷やして液体に戻したものが「蒸留酒」。焼酎はこの蒸留酒にあたります。そのため、アルコール度数が高くなるのです。

アルコール度数の高い焼酎ですが、ロックやストレートでだけでなく、水割りやお湯割りなど水やお湯を加えることでアルコール度数を調整して飲むことができます。また、冷たいものはキレのある味を感じられ、温めて香りと甘味を味わうなど、温度による変化をたのしむことができます。アルコール度数が高いからこそ、そのままでも割ってもおいしく飲めるのが焼酎です。

お酒の適量って決まっているの?

お酒の適量って決まっているの?

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水やお湯で割ったとしても、お酒にはひとりひとりに適量があります。同じ人であっても、その日の状態でたくさん飲めたり飲めなかったり。「適量」はなかなか一概にいうことはできません。ひとつの目安として覚えておきたいのが、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によるもの。ここでは、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20グラム程度であるとされています。このくらいの量が、適度にほどよくたのしめる量ということでしょうか? 目安として焼酎をはじめ、ビールなどの「適量」を紹介します。

◆焼酎(アルコール度数25度)/約110ミリリットル(0.6合)
◆ビール(アルコール度数5度)/500ミリリットル(中瓶1本分)
◆日本酒(アルコール度数15度)/180ミリリットル(1合)
◆ワイン(アルコール度数14度)/約180ミリリットル(ボトル4分の1)
◆ウイスキー(アルコール度数43度)/60ミリリットル(ロックのダブル1杯)

思いのほか少ないと感じる人がいるのでは?健康的に飲むためには、アルコール度数も考えて飲んだほうがよさそうですね。

上手に飲むためのコツ

上手に飲むためのコツ

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アルコール度数の高い焼酎はもちろんですが、ほかのお酒でも自分の適量を知ってたのしく飲みたいですよね。適量とはいえ、毎日飲むことは、肝臓に負担をかけてしまいます。週に2日ほどは肝臓を休ませる「休肝日」を設けて、次の飲み会に備えましょう。

アルコール度数の高い焼酎はとくに一緒におつまみを食べて胃などの内臓を保護しながら飲むのがいいでしょう。また、チェイサーとして水を一緒に飲むと悪酔い防止になります。

おいしい焼酎を見つけて飲んだけれど、飲み過ぎて次の日は二日酔いに、なんて残念なことにならないように適量を守って素敵に飲みたいですね。

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