日本酒が大吟醸酒と呼ばれる条件は?吟醸酒の魅力と、最近注目の銘柄

日本酒が大吟醸酒と呼ばれる条件は?吟醸酒の魅力と、最近注目の銘柄
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吟醸酒と大吟醸酒って、何が違うの?

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特定名称酒のうち、酒米を磨く精米歩合が60%以下で吟醸造りをしたものを吟醸酒、さらに削って50%以下のものを大吟醸酒とよびます。米を削れば削るほど雑味のないクリアな酒になります。

大吟醸酒は、このように半分以上削った酒米を使って吟醸造りされた酒のこと。長期低温発酵させる工程でいわゆる「吟醸香」と呼ばれる、りんごやバナナのようなフルーツの香りが生まれます。通常の吟醸酒に比べ、大吟醸酒はより一層華やかな香りと、スッキリと澄みきった酒質がたのしめます。また大吟醸酒の中でも、アルコール添加をしていないものは純米大吟醸と呼びます。

大吟醸酒が日本酒初心者におすすめなわけ

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日本酒をあまり飲んだことのない人は、日本酒独特の香りが苦手という人もいるでしょう。また、純米や吟醸など種類が多過ぎて、何を飲んでいいか分からないかもしれません。そこで、初心者にまず飲んでほしいのが大吟醸酒。米を磨き上げたスッキリとキレのある味わい、フルーティーで華やかな吟醸香を持つ大吟醸は、たくさんある日本酒の中でももっともクリアでエレガントなタイプ。フレッシュで爽やか、まるで白ワインを飲むような感覚です。

「SAKE COMPETITION 2017」でゴールドに輝いた注目銘柄

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出品酒世界最多、唯一日本酒だけを審査する「SAKE COMPETITION」。2017年度は全国、海外から1730点が出品され、純米から吟醸、ラベルまでの7部門で審査されました。中でも注目のゴールドに選ばれた純米大吟醸を紹介します。

◆1位「開運 純米大吟醸」株式会社土井酒造場 (静岡)
純米酒部門でも金賞を受賞した「開運」シリーズの純米大吟醸。兵庫県特A地区の山田錦を40%まで自家精米し、低温でじっくり醸す。マスクメロンのような軽やかな香りと米本来の力強くも優しい甘みが堪能できます。

◆2位「東魁盛(とうかいざかり) 純米大吟醸 斗瓶取り」小泉酒造合資会社 (千葉)
ミネラル豊富な鹿野山系の井戸水を使い、こだわりの銘酒を造り続ける小泉酒造。斗瓶取り(とびんとり)とは、発酵の終わったもろみを圧搾せず、袋から自然に滴り落ちる雫を斗瓶に集める手法。リンゴ系の華やかな香りと軽快な飲み口の酒です。第2位獲得は千葉県初の快挙。

◆3位「鳳凰美田 別誂至高」小林酒造株式会社 (栃木)
新世代栃木の酒を牽引する小林酒造。とことん吟醸造りにこだわり、体になじむような優しい酒質が特徴。マスカットのような香りと、透明感のある味わいで、グラスに入れて常温に戻し、空気に触れることで、さまざまな彩りがたのしめます。

米を磨くことで香りと透明感を引き出した、市販酒の最高峰ともいわれる純米大吟醸酒。受賞酒は入手が難しかったり、残念ながら売り切れていたりする場合もありますが、見かけたらぜひいち早く手に入れて味わってみたいものですね。

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