フレーバービールの甘い味わい!フルーツビールとビールカクテル

「ビールの苦みが苦手」という人におすすめなのがフレーバービールです。美しい色と香りが特徴のベルギーのフルーツビールや、柑橘類の果汁で爽やかな日本のクラフトビール、おうちで気軽に楽しめるビールカクテルを紹介します。
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フルーティーでほんのり甘いビールを飲もう

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苦味は苦手だけれどもビールは飲んでみたい、という人におすすめなのがフレーバービールと呼ばれるビールです。フルーツやスパイスを加えたビールは、ビールの概念を変える味わいです。
ただし、このフレーバービールは日本では「ビール」と呼べないことがあります。ビールと呼ばれるには「麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの」「麦芽、ホップ、水および麦やそのほかの穀物など政令で定めるものを原料として発酵させたもの」などいくつかの定義があります。このため、フルーツやスパイスなど認められていない原料を使っているフレーバービールは発泡酒などに分類されます。
ここでは、人気のフレーバービールを紹介します。ビール初心者も、ビール好きの人もぜひ一度試してみてください。
ブーン・フランボワーズ(フランボワーズ)/ベルギー
美しいピンク色で、キメ細かい泡立ち、ラズベリーの香りが特徴。果実の甘さとビールの酸味のバランスがよく、スルスルと飲めてしまいます。香り、味ともにフレーバービールの女王と呼ばれています。
リンデマンス・カシス(カシス)/ベルギー
ややオレンジがかった濃いルビー色で紫色の泡も美しく、カシスの香りが漂います。 甘さは控えめで酸味とのバランスのよいビール。
ニュートン(青りんご)/ベルギー
ベルギーの白ビールに青リンゴ果汁を加えたビール。白ビールの甘酸っぱさと青リンゴの香りと味わいが爽やかです。
レモンビール(レモン)/日本
すっきりとした味のビールにレモン果汁を加えました。フレッシュでフルーティーな味は、暑い日にゴクゴク飲みたい。
J-CRAFT 日向夏の風 /日本
宮崎県特産の「日向夏」のストレート果汁を加えてから、自家培養酵母で発酵、醸造。日向夏の甘みとほろ苦さ、ビールの旨味がぴったりあわさり後をひくおいしさです。香料不使用、無濾過。
ビールカクテルで気軽にたのしむ

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家にあるビールをより飲みやすくする方法もあります。それがビアカクテルです。グレープフルーツやレモンなど柑橘系のジュースと割った「パナシェ」は、フランスなどヨーロッパでポピュラーなカクテル。「カシスビア」は、カシスリキュールを加えビールの苦味を中和したフルーティーなカクテルです。また、トマトジュースを加えた「レッドアイ」も人気。
どのカクテルも、作り方のポイントは2つ。一つめは、泡立ちをよくするために基本的にビールは最後に注ぐこと。二つめは、グラスと材料であるビールやジュースをしっかり冷やしておくことです。分量は自分の好みで調節して、おいしいカクテルを作りましょう。もっと、ビールをたのしむ幅が広がるはずです。

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