希少な柿の木から作られた神秘的な焼酎カップ
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出雲の地で育まれた自然の賜物が素敵な酒器に
お酒を嗜む際の器は様々な材質のものがありますが、温かみを感じる木製の器がお好きな方も多いことでしょう。一般的によく見かけるのは、ケヤキ、ヒノキ、サクラ…などの木材で作られたものだと思いますが、非常に珍しい「柿の木」で作られた酒器があるのはご存知でしょうか?
島根県出雲地方に伝わる伝統的な技法を基礎に、日々の暮らしを彩るインテリアと木工芸品を製作している「おかや木芸」では、希少で、且つ神秘の文様を持つことから天からの恵みとも言われている「出雲黒柿」で珍しい焼酎カップを製作しています。
古木の芯部から次第に黒くなっていく黒柿は、長い時間をかけて、微生物の働きにより不思議な模様を生み出します。明瞭な白黒もあれば、縞模様や小さな葡萄の房のような模様もあり、くり抜くとまた新たに異なる模様が出現してくることから、とても神秘的な雰囲気を持ち、独特な存在感を放つ器となります。
お酒を入れると、水墨画のような模様が美しく浮き上がってくる美しさが感じられる酒器で、ぜひお気に入りの焼酎を飲んでみてはいかがでしょう。きっと、出雲の地で育まれた柿の木がやさしく寄り添い、深みのある一杯を味わえることと思います。
長い年月を経て生まれた神秘的な模様にはロマンが
「黒柿焼酎カップ」価格:22,000円(税込)
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工芸おかや楽天市場店
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ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター