もっと深く焼酎を知りたい! 焼酎を学べる検定あれこれ
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飲むだけでなく焼酎をもっと知るには
米、麦、芋、そば、黒糖などなど様々な原料で造られている焼酎。銘柄も豊富な上、飲み方もいろいろ。料理や気分にあわせて選ぶことができます。また、ソーダや果汁で割ることで、アルコールに強くない人にも飲みやすいお酒です。
各地域の蒸留所によって独特のこだわりや物語もあり、焼酎を飲むだけでなく成り立ちなども知りたくなりますね。
もし、「もっと焼酎のことを知りたい」と思ったら、検定試験を受けてみるのがいいでしょう。飲食店のスタッフなどが受ける本格的なものから見聞を広げるのによいものなどいくつかあります。
焼酎を学ぶための検定いろいろ
知りたい気持ちが湧いてきたら、焼酎の深い世界へ!
ここでは、おもな検定や認定セミナーを紹介します。
まずは、焼酎をよりたのしむ人のための検定。
◆焼酎ナビゲーター/
焼酎をよりたのしむことを目的とした消費者を対象にした認定セミナー。専門用語や原料、製造方法はもちろんのこと、歴史や文化、さらに焼酎が持つ香りや味の特徴を踏まえたたのしみ方について学びます。認定されるとカード型認定証(写真)が付与されます。
http://www.ssi-w.com/?page_id=1304
◆焼酎検定/
焼酎の魅力を広く知るための検定。1~3級まであり、20歳以上であれば誰でも受験できます。会場受験のほかに、ネット受験も可能ですが、その場合のクラスは初級となります。
http://www.ssi-w.com/?page_id=2450
ここからは、より専門的な検定でプロを人も受験します。
◆焼酎唎酒師/
飲む人の好みや要望を察知して、焼酎とそのたのしみ方を提供できる専門家を目指します。飲食店や酒類販売店、その業界への就職を希望している人などが受験しています。通信コースと受験コースがあります。
http://www.ssi-w.com/?page_id=21
◆酒匠/
日本酒、焼酎テイスティングの専門家を目指す検定。講習を受けた後、会場受験をします。講習会で使用するテイスティングサンプルは200以上で、高度なテイスティング能力を取得します。所定の職務経歴書の記入などが必要です。
http://www.ssi-w.com/?page_id=22
上記はすべて日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)、NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)公認です。
◆焼酎セレクトマイスター/
焼酎の歴史や製造方法、原材料、焼酎の味や特徴などの正しい知識を持っている人に認定される資格です。試験問題が送付され、在宅での受験となります。
https://www.asc-jp.com/test/shochu/
日本安全食料料理協会(JSFCA)主催、認定
自宅で受験できるものもあるので、興味のある人は、ぜひチェックしてみてください。
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