お酒がやわらかく、まろやかに!格別の味わい「錫の酒器」
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スタイリッシュなデザインが国内外問わず大人気
日本の伝統工芸品として古くから親しまれている錫器ですが、錫で作られた酒器が「お酒をおいしくする」と評判なのはご存知でしょうか。
昨今、錫が持つ高いイオン効果による優れた殺菌・鮮度保持の機能は、お酒の雑味を取るなど味わいをよくしてくれると注目を集めています。また、アルコールを醸造する際に生成される、日本酒やワインに多く含まれる揮発成分「フーゼル油」が錫によって溶かされ、口当たりがやわらかく、まろやかになるという作用もあり、錫の酒器で毎晩の晩酌を楽しみにされている日本酒ファンも多いのだとか。
富山県高岡市にある錫の鋳造メーカー「能作」では、他の金属材料を一切含まない、純度100%の錫を使用し、テーブルウェアを中心に様々な商品を開発しています。中でも、片口やぐい吞みはお酒がおいしくなる酒器として話題を呼んでいます。熱伝導率が高いことから、2~3分冷蔵庫に入れておくと冷酒をおいしく飲むことができ、耐酸性が強いので銀のように黒く酸化することもなく、手入れも簡単。そして、「和」を感じさせるスタイリッシュなデザインから、国内のみならず、海外でも人気の商品となっているのだそう。
「錆びない・朽ちない」金属であることから縁起がよいとされ、繁栄を願う贈答品としても長く親しまれてきた錫の酒器。贈りものにはもちろん、ご自身のちょっと贅沢な晩酌のお供にいかがでしょうか。
能作 片口-小金箔・ぐい吞み喜器-Ⅱ金錫ペア(桐箱入)
販売価格:15,000円(税別)
錫の特性により、お酒の味わいがやまろやかになると評判
<商品のお問い合わせ先>
日本デザインストア
https://japan-design.imazy.net/jp/217915/
ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター