日本のビール醸造の起源は江戸時代!日本とビールのおいしい出会い
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お店でも自宅でも!いつでもどこでも楽しめるビールへ
キリン、サッポロ、ヱビス、アサヒの主要ビール会社のビールの販路が拡大されるなか、1950年代後半から1960年代にかけて家庭用冷蔵庫が普及。1963年には「サントリービール」が発売開始。家庭用冷蔵庫の普及により、いつでも、日本人好みの爽やかで冷たいビールを飲むことができるようになりました。ビールが一般家庭に浸透したことにより、このころ各社のビール製造量はさらに拡大、さまざまな種類のビールを売り出します。
国内では熱処理したビールが主流で麒麟麦酒が50%以上のシェアを獲得していた1960~70年代、他の大手3社は相次いで生ビールを新発売して対抗、大人気になりました。その後、各社は香りや味以外に、喉ごしにこだわる新しいビールを開発し続けます。1994年には、酒類製造免許の緩和により、小さなブルワリーが日本各地に誕生。各地で特色のある地ビールをたのしむことができるようになりましたが、2010年頃までに地ビールは失速していきました。
その後、アメリカでのクラフトビールブームの流れを汲む高いレベルのブルワリーが現れ、現在、日本でもクラフトビール人気に火が付きました。各地で、ビールイベントも多数開催! 個性的なビールがたのしめるようになり、ビールファンにとってうれしい状況になってきました。
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