クライナーファイグリング(クライナー)とは? ドイツ生まれのフルーティーなリキュールはカクテルに最適
「クライナーファイグリング」は、SNS映えするルックスとフルーティーな飲み口で人気を集める、ドイツ生まれのキュートなリキュール。今回は、クライナーファイグリングの人気の理由や味のバリエーション、おいしい飲み方などについて紹介します。
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クラブやフェス、パーティーはもちろん、仲間たちとの宅飲みやBBQ、キャンプなどでも定番になりつつあるクライナーファイグリング。その魅力をさまざまな角度から見てみましょう。
クライナーファイグリング(クライナー)とはどんなお酒?
出典:PR TIMES
クライナーファイグリングは、クラブシーンから火がついた新スタイルのリキュールで、「クライナー」の呼び名で親しまれています。
サイズ感の新しさ、デザインの新しさ、そして味わいの新しさ。すべてが時代にジャストフィットして、いまや「好きな音楽、好きな仲間と一緒にたのしく飲めるお酒」として人気のブランドになっています。
クライナーファイグリングはドイツ発祥のリキュール
クライナーファイグリングの製造元は、ドイツの「Waldemar Behn(ウォーデマ・ベーン)社」。1892年に創業し、家族経営でこだわりのスピリッツをマーケットに送り出してきた同社が、1992年、創業100周年の記念すべき年に発表したのがクライナーファイグリングです。
ドイツ産のウォッカにバラエティ豊かなフレーバーをプラスし、これまでにないスタイルで登場した斬新なリキュール、クライナーファイグリングはすぐにカルト的な人気を獲得。その後ドイツを代表するパーティードリンクブランドとなり、今ではヨーロッパを中心とした20カ国以上で愛されています。
画像提供:株式会社シトラム
アイコニックなルックスとフルーティーな味わい、飲みやすいアルコール度数で人気
ドイツ語の「クライナーファイグリング(Kleiner Feigling)」は英訳すると「Little Coward」、日本語では「小さな臆病者」という意味になります。この小さな臆病者が日本に上陸したのは2017年。それから数年で、クラブやフェス、パーティーはもちろん日常的なシーンでも親しまれる大きな存在になった要因は、ひと目見たら忘れられない印象的なパッケージでしょう。
カラフルなキャップとリキュールの色に、キュートでユーモラスな目をデザインしたブラックのラベルが映えるボトルは、とにかく「かわいい」のひと言です。
アイコニックなルックスだけでなく、じつは味にも定評あり。フルーティーでみずみずしく、甘く軽やかながらしっかりとしたお酒感もある飲み口は、アルコール初心者からお酒好きまで幅広い層に好評です。
アルコール度数がそれほど高くないのも、クライナーファイグリングが人気を集めた理由のひとつでしょう。
クラブやパーティーを愛する人々が「ショットで飲むお酒」といえば「コカレロ」や「イェーガーマイスター」などのハーブリキュールやテキーラが有名ですが、コカレロのアルコール度数が29度、イェーガーマイスターが35度、テキーラは35〜55度といずれも高めなのに対して、クライナーファイグリングは15〜20度。音楽や仲間との雰囲気を陽気に、ハッピーにたのしみたい人にピッタリのお酒として、パーティードリンクの定番になっています。
映える「20ml」サイズはパーティーやアウトドアでも重宝
画像提供:株式会社シトラム
クライナーファイグリング1本の容量は20ミリリットル。写真では伝わりにくいのですが、手のひらにすっぽりと収まるかわいらしいサイズです。
バーカウンターにずらっと並んでいる様子も、クラッシュアイスでたくさんの小さなボトルがキンキンに冷やされている様子も、みんなで乾杯している様子も、どの角度から見ても絵になる、まさに「インスタ映え」するアイテムなのです。
クライナーファイグリングが日本に上陸した当初はクラブやフェス、DJイベントなどに突如現れた新しい「パリピ酒」として話題になりましたが、今ではこのキュートなリキュールをたのしむシーンは日常にも広がってきています。
ボトルのまま冷やしてストレートで飲めるおいしさで、手軽な飲みきりサイズだからグラスが不要、というのもうれしいポイントです。
おうちご飯の食前・食後酒に、友達との宅飲みに、にぎやかなホームパーティーに、寝る前のナイトキャップに、またBBQやキャンプのお供にも最適。空き瓶を見れば飲んだ量は一目瞭然、ひとりひとりのペースでたのしめる20ミリリットルサイズが重宝するでしょう。
新フレーバー クライナーファイグ ブルーベリーが2023年7月7日に新発売!
画像提供: 株式会社シトラム
圧倒的なブルーベリーの果実感を楽しめる「KleinerFeigling BLUEBERRY(クライナーファイグ ブルーベリー)」が2023年7月7日から販売開始されます。
最強果実感&シンプルなブルーベリーテイストが新登場。手にとったときの色、キャップを開けたときの香り、口に含んだ際の味わい、どれもが圧倒的なブルーベリーの風味を感じていただけるテイスト。純粋で芳醇なブルーベリー感が特徴です!
クライナーファイグリングの全ラインナップを紹介
画像提供: 株式会社シトラム
日本で発売中のクライナーファイグリングは2022年11月現在、8フレーバー。フルーツ系を中心にハーブやクリームをミックスしたタイプなどバラエティに富んだフレーバーは、全種類トライしてみたくなります。
ここでは日本で手に入るクライナーファイグリングの味やテイストについてレビューします。
Original(オリジナル)
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クライナーファイグリングのなかで最初に日本にやってきたのが、この「オリジナル」と次に紹介する「ココビスケット」です。リキュールとしては珍しいイチジクフレーバーが、まさにオリジナリティあふれるクライナーファイグリングらしいテイスト。イチジクのコンポートを思わせるふくよかな香りと大人の甘さが特徴です。
アルコール度数:20度
COCO BISCUIT(ココビスケット)
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さらりとしたココナッツミルクにクリームサンドビスケットやマカロンの風味を加えたような、優しい甘さのクリーム系リキュール。少しとろりとしたテクスチャーはスイーツ感覚で味わえます。ミルク代わりにコーヒーやエスプレッソに入れれば、一転大人の味わいに。
アルコール度数:15度
PEPPER MINT(ペパーミント)
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ひとくち飲んだ瞬間に、たちまち口の中に広がる爽快感! 鮮やかなエメラルドブルーのカラーは、気分までスッキリするようなペパーミントテイストにピッタリです。このフレーバーは甘いお酒が苦手な人も試してみる価値あり。チョコレートと一緒に味わって、チョコミント味をたのしむのもおすすめです。
アルコール度数:15度
ANANAS SOUR(アナナスサワー)
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アナナスとは、パイナップルや「パイナップル科の美しいもの」の総称なのだとか。名前のとおりパイナップル独特の香りと酸味、甘味のバランスが心地よく、元気なイエローとグリーンのボトルもキュート。パイナップルジュースをベースにしたカクテルのような味わいでトロピカル気分を満喫できます。
アルコール度数:15度
WILD BERRY TONIC(ワイルドベリートニック)
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ワイルドベリーのほのかな甘さとトニックの苦みが絶妙に溶け合う上品な飲み口は、ベリー系の「甘ったるい」イメージを覆す大人の味わい。ボトルごとよく冷やしショットでクイッとのどに放り込むのも、グラスに注いでブラックベリーなどを添え、少しゆっくりたのしむのも、両方似合うフレーバーです。
アルコール度数:15度
YUZU MANDARIN(ユズマンダリン)
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日本でのテイスティングを経てクライナーファイグリングの原産国ドイツで造られた、日本オリジナルのフレーバーです。柚子果汁や柚子皮独特の風味を活かしつつ、さっぱりとした酸味とさわやかな甘味がバランスよくミックスした味わいは食前酒にもおすすめです。
アルコール度数:15度
Red Berry Sour(レッドベリーサワー)
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キリリとした飲み口のウォッカに、熟した旬のベリーをギュッと搾ったような味わい。ミックスベリーの華やかな香りと、うっとりするほどフルーティーな甘酸っぱさを感じられるのが、このレッドベリーサワーです。深い赤紫色は、氷を入れたグラスに注いでもおしゃれな雰囲気に。
アルコール度数:15度
HANF(エイチエーエヌエフ)
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「HANF」は「Have A Nice Friday(よい金曜日を!)」の略。フルーティーな味わいがそろうクライナーファイグリングのなかではひと味違う、ハーブ系の味わいが特徴です。香り高い野草で淹れたハーブティーのような複雑で奥深いフレーバーが、身も心もリフレッシュさせてくれそう。
アルコール度数:15度
番外|THE DOSE -ORIGINAL-
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「ザ・ドース」はクライナーファイグリングシリーズに新しく登場した缶タイプのサワーです。イチジク味の「オリジナル」に炭酸をプラス、スッキリ飽きのこない味わいに仕上げたサワードリンクは、お酒に強くない人も飲みやすいアルコール度数5度。クライナーらしいキュートな目がデザインされた飲みきりサイズの250ミリリットル缶もかわいいですね。
アルコール度数:5度
クライナーファイグリングの飲み方は? おすすめはカクテル
クライナーファイグリングの飲み方といえば、まずはショットが思い浮かびますが、たのしみ方はそれだけではありません。フルーツやハーブなどの風味を活かしたおいしいリキュールは、カクテルにしてもしっかりとした存在感を主張してくれます。
ここではクライナーファイグリング公式でもイチ押しの飲み方を紹介しましょう。
フローズンクライナー
出典:クライナーファイグリングホームページ
かき氷にかけるだけ。個性豊かなフローズンカクテルが完成します。
<材料>
かき氷…好みの量
クライナーファイグリング…好みのテイストを20〜60ミリリットル
<作り方>
かき氷に好みのフレーバーのクライナーファイグリングをかける。
フローズンクライナーは、クライナーファイグリングをシロップのように使うのがポイント。1種類だけでもおいしくいただけますが、ハワイのシェイブアイスのように数種類を一度にかけ、レインボーのような色味や意外な味のハーモニーを発見するのもたのしいかもしれません。
クライナーサワー
出典:クライナーファイグリングホームページ
「クライナーファイグリング オリジナル」のイチジクフレーバーが炭酸の泡と一緒に弾けて、フルーティーな香りのサワーに変身。のどごしがよくお酒が苦手な人もたのしめるカクテルです。
<材料>
クライナーファイグリング オリジナル…60ミリリットル
炭酸水またはトニックウォーター…150ミリリットル
氷…適量
<作り方>
1.氷を入れたグラスにクライナーファイグリング オリジナルを入れる。
2.炭酸水またはトニックウォーターを注いで軽く混ぜ、好みでカットレモンやレモンスライスを飾る。
ここではイチジクフレーバーのオリジナルを使っていますが、クライナーの炭酸割りはどのフレーバーで作ってもおいしく味わえます。クライナーと炭酸の割合も、1:2から1:4くらいまで、好みの濃さでたのしみましょう。
クライナーコラーダ
出典:クライナーファイグリングホームページ
「クライナーファイグリング ココビスケット」で作るピニャコラーダ風のカクテルです。
<材料>
クライナーファイグリング ココビスケット…60
ミリリットル
パイナップルジュース…90ミリリットル
氷…適量
<作り方>
1.シェイカーにクライナーファイグリング ココビスケットとパイナップルジュースを入れる。
2.よくシェイクして氷を入れたグラスに注ぐ。
クライナーファイグリング ココビスケットのミルキーなココナッツテイストとパイナップルジュースの相性は最高。ひとくち味わえば、南の島のプールサイドにいる気分に。
クライナーマキアート
出典:クライナーファイグリングホームページ
ココナッツとビスケットのフレーバーにエスプレッソのほろ苦さがよく似合う「大人のデザート」といった雰囲気のカクテルです。
<材料>
クライナーファイグリング ココビスケット…20ミリリットル
エスプレッソ…1〜2杯分
フォームミルク…150ミリリットル
<作り方>
1.エスプレッソ(濃いめに作ったインスタントコーヒーでもOK)とフォームミルクを作る。
2.クライナーファイグリング ココビスケット、エスプレッソの順にグラスに入れ、最後にフォームミルクをふんわりとのせる。
好みでホイップクリームやココアパウダー、チョコレート、ナッツなどをトッピングするのもおすすめ。おうちでおしゃれなカフェスタイルをたのしめます。
ちなみにクライナーファイグリングには、ここまで紹介してきた20ミリリットル入りのミニボトルとは別に、500ミリリットル入りの大ボトルもあります。
まずはミニボトルで味を試し、気に入ったフレーバーを大ボトルで備えておくのもいいかもしれません。
クライナーファイグリングはキュートなルックスと多彩なフレーバー、本格的な味わいで人気が広がり、今ではさまざまなシーンでたのしまれるリキュールになっています。ECサイトや街のお店で見かけたら、ぜひトライしてみてください。
輸入・販売元:株式会社シトラム
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