長野の焼酎【天山戸隠(てんざんとがくし)】老舗蔵元・芙蓉酒蔵がきめ細かい技術で醸す信州そば焼酎
「天山戸隠」は、長野県佐久市の老舗蔵元が日本酒造りの技術でていねいに造りあげたこだわりのそば焼酎。ここでは「天山戸隠」のふるさと、長野県佐久市の自然や「天山戸隠」の魅力、老舗蔵元・芙蓉酒造が手掛ける本格焼酎のラインナップなどを紹介します。
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目次
「天山戸隠」は、明治20年(1887年)創業の清酒蔵元、芙蓉酒造が手掛ける信州そば焼酎。全国のそば処でも親しまれている「天山戸隠」のおいしさの秘密に迫ります。
「天山戸隠」を手掛ける信州佐久市の老舗蔵元・芙蓉酒造
芙蓉酒造Facebookページ
そば焼酎「天山戸隠」の造り手は、酒米王国・長野県で清酒蔵を営む芙蓉酒造。長野県産の酒造好適米「ひとごこち」を使い、普遍性をテーマに醸す看板銘柄「金宝芙蓉(きんぽうふよう)」は、地元の飲食店を筆頭に、多くのファンに愛されています。
芙蓉酒造が長野県佐久市で、依田酒造店として創業したのは、明治20年(1887年)のこと。以来、135年以上にわたって美酒探求に努めてきましたが、その探究心の向かう先は日本酒造りだけにとどまりません。「天山戸隠」に代表される本格焼酎造りにおいては、あらゆる原材料を焼酎用に加工する技術を磨き上げ、全国各地の特産品を活かした焼酎造りも請け負っているほど。
芙蓉酒造が手掛ける本格焼酎は、芋や麦、そばなどの人気焼酎から、熊笹やレタス、長芋、ヤーコン、えのき茸などを原料に使った珍しい焼酎まで、種類も豊富。これまでに焼酎造りに使用した素材は30種以上というから驚きです。
さらに、6代目蔵元の依田昂憲(よだたかのり)氏が家業を継いでからは、外部のプロフェッショナルチームとともに長野県ならではのクラフトジン「YOHAKHU(ヨハク)」を開発。さらなる探求に取り組んでいます。
「天山戸隠」のふるさと、信州佐久高原の自然
芙蓉酒造協同組合ホームページ
千曲川の上流地域に位置する信州佐久高原は、良質な水とおいしい米、酒造りに適した気候風土に恵まれた土地。冬は寒く、雪に覆われたなかで日本酒造りが始まりますが、4月下旬には遅い春が到来し、夏には蔵の周りに芙蓉の花が咲き乱れるといいます。
佐久市のシンボルであるコスモスが咲き始めるころには、秋そばの花がまっ白に咲き誇るそば畑の光景を見ることができるでしょう。
このように自然に恵まれた環境で、そば焼酎「天山戸隠」は育まれます。
「天山戸隠」は常圧蒸溜と減圧蒸溜で造るこだわりのそば焼酎
D&M.CLIPs / PIXTA(ピクスタ)
清酒蔵である芙蓉酒造が日本酒造りのきめ細かい技術で造りあげたのが、もうひとつの看板商品であるそば焼酎「天山戸隠」。全国酒類コンクールのそば焼酎部門において7大会連続優勝の快挙をなしとげた実力派で、そば焼酎ファンはもちろん、全国各地のそば処からも親しまれています。
「天山戸隠」の魅力は、そばのほのかな甘い香りとやわらかな味わいにあります。常圧蒸溜で原料の個性を引き出した原酒と、減圧蒸溜で軽快な飲み口に仕上げた原酒をブレンドすることで、そばらしい香りや風味を残しながら、クセを抑えた飲みやすい酒質に仕上げています。また、1年以上じっくり貯蔵・熟成することで、まろやかな口あたりを実現。そば焼酎を初めて飲む人にも自信をもっておすすめできる1本です。
信州といえばそばの名所。そば処で味わえる料理とは抜群の相性を発揮します。なかでもおすすめは、そばやだし巻き卵など、旨味がぎゅっと凝縮した料理。ロックや水割り、お湯割りなどの定番の飲み方はもちろん、そば湯割りでもおいしくいただけるので、食事と一緒に味わってみてください。
以下では、「天山戸隠」のラインナップを紹介します。
信州そば焼酎「天山戸隠」
芙蓉酒造協同組合ホームページ
定番はアルコール度数25度。720mlと1,800ml、ギフトにも最適な720mlの箱入りがあり、コスパの高さにも定評があります。
原材料:そば、米(国産)、麦、米麹(国産米)
蔵元直送通販価格(税込):1,240円(720ml)、1,323円(720ml箱入り)、2,307円(1,800ml)
☆プレミアム☆信州そば焼酎「天山戸隠 30度」
芙蓉酒造協同組合ホームページ
そばのほのかな甘い香りとやわらかな味わいはそのままに、減圧蒸溜で究極の飲みやすさを追求した、信州そば焼酎「天山戸隠」のプレミアムな逸品。
原材料:そば、米(国産)、麦、米麹(国産米)
蔵元直送通販価格(税込):2,076円(720ml)
※完全限定品
「天山戸隠」の蔵元が手掛けるレアな本格焼酎を飲み比べ
花火 / PIXTA(ピクスタ)
酒税法で禁止されている物品を除いて、あらゆる原材料から焼酎を製造できるのが、芙蓉酒造の強み。そのノウハウを活かして、形が悪いなどの理由で販売には向かない訳あり野菜などを使った、焼酎委託製造も行っているそう。
その実績を活かし、芙蓉酒造がこだわり素材で造りあげた本格焼酎のラインナップの一部を紹介します。
笹焼酎「パンダのまんま」
芙蓉酒造協同組合ホームページ
北海道の大自然のなかで育まれた熊笹(クマザサ)を原料に使った笹焼酎。さわやかな笹の香りとまろやかな味わいがたのしめる、クセになる1本です。
原材料:麦、米(国産)、熊笹、米麹(国産米)
アルコール度数:25度
蔵元直送通販価格(税込):1,333円(720ml箱入り)
レタス焼酎「萵苣(ちしゃ)」
芙蓉酒造協同組合ホームページ
主原料に、新鮮でみずみずしい高原レタスをたっぷり6個使用。米と米麹で発酵させ、常圧蒸溜で素材の味を引き出したレタス焼酎。JA佐久浅間とのコラボ商品です。
商品名の「萵苣(ちしゃ)」とは、レタスの和名。高原レタスのやさしい香りとほのかな甘味がたのしめる、さっぱりとした口あたりの1本です。のどごしも満点。
原材料:レタス、米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数:25度
蔵元直送通販価格(税込):1,463円(720ml)
信州長芋焼酎「ながいものにわ」
芙蓉酒造協同組合ホームページ
信州産長芋を主原料に、減圧蒸溜で仕上げた長芋焼酎。ふんわりとやわらかい味わいが魅力です。
原材料:長芋(長野県産)、米(国産)、米麹(国産米)アルコール度数:25度
蔵元直送通販価格(税込):1,477円(720ml)
芙蓉酒造では、上記のほかにも「オリゴ糖の塊のような芋」と評されるアンデス高地原産のキク科の根菜「ヤーコン」で造る「信州育ちのヤーコン焼酎」など、レアな焼酎を造っています。
芙蓉酒造のそば焼酎といえば「天山戸隠」が定番ですが、コラボ商品やチャリティ商品として、こだわりのそば焼酎が限定販売されることもあります。そば焼酎好きの人は、芙蓉酒造の公式Facebookページをフォローして、リリース情報をチェックしてください。
製造元:芙蓉酒造協同組合
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※金額は、2022年10月時点のものです。最新の情報は各ホームページなどでご確認ください。