【羽生市生まれの羽生市育ち】地元限定販売だった清酒「貉藻(むじなも)」が全国デビューへ

【羽生市生まれの羽生市育ち】地元限定販売だった清酒「貉藻(むじなも)」が全国デビューへ

埼玉県羽生市で作られた米「彩のかがやき」を100%使用した清酒「貉藻(むじなも)」が、東亜酒造(埼玉県羽生市)より全国で販売開始となります。

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地元で愛された味が全国へ

今回全国販売が決まった「貉藻」は、埼玉県羽生市の豊かな水と、市内で収穫された米「彩のかがやき」で醸し出された、地元100%にこだわったお酒です。

温度によってその表情の変化をたのしむことができ、冷酒ではキリッとした口当たりが、お燗ではより一層のふくよかな香りが口いっぱいに広がります。

これまでオンラインショップと地元での限定販売だったそのおいしさが、全国の日本酒ファンにも届けられることになりました。

「貉藻」誕生の背景

ムジナモは根をもたず水中に漂い、ミジンコなど水中の獲物を捕らえて栄養にする食虫植物です。

1890年、植物学者の牧野 富太郎氏によって日本で初めて発見され、その後日本各地で確認されるも、高度経済成長期の環境変化によりその数は減少。国内で唯一の自生地が、東亜酒造のある羽生市の「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」となり、国の天然記念物として大切に保護されているといいます。

そこで「豊かな自然環境で育つムジナモを通し、羽生市のことをより多くの方々に知っていただきたい」と東亜酒造が立ち上げたのが、この清酒ブランド「貉藻」です。

商品概要

商品名:貉藻 むじなも
味のタイプ:やや辛口
濃淡度:やや淡麗
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール度数: 15度以上16度未満
日本酒度: +3(やや辛口)
>> 商品ページ

会社概要

会社名: 株式会社東亜酒造
所在地: 埼玉県羽生市西4丁目1-11
事業内容: 酒類(清酒・合成清酒・焼酎・ウイスキー・リキュール・スピリッツ)の製造販売
>> 公式サイト

寛永2年秩父にて創業。昭和16年から羽生市に移り、400年近い歴史を歩む歴史ある酒造。
清酒「晴菊」をメインブランドとして、地域に根差した商品づくりにも取り組む。


※今回お届けした情報は記事執筆時点のものです。ご利用の際は状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

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