ヤッホーブルーイングから10年ぶりの全国向けレギュラー製品「裏通りのドンダバダ」が新発売
よなよなエールやインドの青鬼などを発売するヤッホーブルーイングが、10年ぶりとなる全国向けレギュラー製品「裏通りのドンダバダ」を発売しました。注目のクラフトビール新商品「裏通りのドンダバダ」の特徴、味わい、どこで買えるのか?などご紹介します。
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「裏通りのドンダバダ」はどんなビール?
「裏通りのドンダバダ」の開発コンセプトは、「自分の好きに夢中で生きる」という価値観を大切にしている人のためのクラフトビール。
年齢は関係なく、とにかく自分の好きなことに夢中になっている人に飲んでもらいたいとのこと。
缶のラベルに描かれているマスクマンは、メキシコのプロレス ルチャリブレの選手です。
メインストリートではない好事家が集う裏通り、そこで自分の好きに夢中になっている人を「ルチャリブレの選手」で表現しているそうです。
自身のプロレスの極め技、“ムーンサルトプレス”で勝つことにこだわりがあるので、“勝率は良くないけど、こだわりを捨てるわけにいかない”というキャラクターです。
ヤッホーブルーイングのビールラベルでは、特徴のあるキャラクターやデザインがこれまでもありましたが、ここまで突き抜けたキャラクター設定と製品名は過去ナンバー1なのではないかと思います。
*ちなみに、製品名にある「ドンダバダ」は「ジャズでよくあるスキャット(“ダバダダバダ”など意味はないけれど響きが良い言葉)から着想した言葉とのこと。
「裏通りのドンダバダ」の味わいは?
「裏通りのドンダバダ」のビアスタイルは、「フリースタイル ベルジャン ゴールデンエール」という、ベルギー発祥の伝統的なビアスタイルを、既存の概念・製法にとらわれずモダンに再構築したものです。
このビールの開発にあたったのは、ニックネーム「ちゃんりょ」さんと「がみた」さんのお二人。
左:ちゃんりょさん、右:がみたさん
ビールの味わいの特徴は、「爽やかな果実香と軽快なウッド香がもたらすワインのシャルドネを思わせる香り。ドライで軽快さがありながらもほどよいボディ感を持つビール」です。
製造段階での4つのこだわりは、
1.酵母添加量は「水曜日のネコ」の3倍
---発酵過程でバナナやリンゴを思わせるエステル香を放つ“ベルジャン酵母”を使用。添加量を増やすことで、爽やかな香りとドライな味わいに
2.全国向けレギュラー製品の中で最も高い温度で発酵
---最大26度の温度帯で発酵。これによりシャルドネを思わせる爽やかな香りが生まれます
3.発酵段階でブドウ糖を添加。麦芽使用量を抑えることで麦芽由来のボディ感を軽減
4.発酵終わりにドライホップ。シトラスやトロピカルといった果実のような香りではなく、ウッディな香りを付加
飲み頃の温度は8度。
シャルドネ品種で作られた白ワインに合わせるような、料理にピッタリ。
おすすめは、「白身魚のフリット」や「チキンの香草焼き」です。
「裏通りのドンダバダ」はどこで買える?
いち早く飲んでみたいという方には、「YONA YONA BEER WORKS」がおすすめです。
3月14日から「新虎通り店」、3月15日からは、そのほかの「YONA YONA BEER WORKS」で、樽生で味わえます。
缶製品は、3月22日にヤッホーブルーイングの公式通販サイト「よなよなの里」で5缶セットとして販売予定です。
また、全国のローソン、ナチュラルローソン、ポプラの酒類取扱い店舗でも購入することができます。
4月上旬以降は、樽・缶ともに、首都圏・東海・近畿・軽井沢を中心としたエリアで順次発売予定です。
供給体制が安定し次第、販売エリアや取扱い店舗が、全国に順次拡大されていきます。
新製品発表会時のヤッホーブルーイングの井手社長(てんちょ)
<製品概要>
■商品名:裏通りのドンダバダ
■原材料:麦芽・ホップ・糖類
■内容量:350ml
■ビアスタイル:フリースタイルベルジャンゴールデンエール
■アルコール度数:6.0%
■希望小売価格:294円(税込)
■賞味期限:製造から5ヶ月
「裏通りのドンダバダ」の公式ホームページはこちらです。
※今回お届けした情報は記事執筆時点のものです。ご利用の際は状況が異なる場合がありますのでご注意ください
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