すっきりとした味わいがクセになる! 「ウォッカリッキー」の魅力を紹介

ウォッカを使ったカクテルといえば何を思い浮かべますか? スクリュードライバーやソルティードッグなど、ウォッカベースのカクテルの種類は多彩。今回紹介するのは、とくにスッキリとした爽快感で人気の「ウォッカリッキー」です。その魅力に迫ります。
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スッキリとした味わいの「ウォッカリッキー」は食中酒にもぴったり

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スッキリとした「ウォッカリッキー」は夏向きのドリンク
「ウォッカリッキー」は、ウォッカをベースにライムとソーダ(炭酸水)を加えた、キリッとした飲み口のカクテルです。ライムのスッキリとした酸味とウォッカのほろ苦さ、炭酸の爽快さがマッチしたクセのない味わいで、食中酒にもぴったり。とくに甘いカクテルが苦手な人なら、飲みやすいと感じるでしょう。
「ウォッカリッキー」は19世紀末ごろに、アメリカのワシントンD.C.にあったレストラン「シューメーカー」で、夏向きのドリンクとして考案されたのが始まりといわれています。ライムとソーダを使った爽快感抜群の飲み口で、暑い夏にぐいっと飲みたくなる魅力を備えています。
「ウォッカリッキー」の名前はどこからきたの?
そもそも「リッキー」とは何を表しているのでしょうか。
カクテルには、サワーやフィズ、トニックなどいくつか種類(スタイル)があります。そのなかでもリッキーは、スピリッツにレモンやライムなどの果肉とソーダ(炭酸水)を加えたカクテルスタイルで、「ウォッカリッキー」もこのスタイルで作られています。なお、ジンベースの「ジンリッキー」も、同じくリッキースタイルで作られるカクテルです。
ちなみに、「ウォッカリッキー」という名前の由来には、もうひとつの説があります。前述のアメリカのレストランで最初にこのドリンクを飲んだ客、ジム・リッキー氏にちなんで「ウォッカリッキー」と名づけられたともいわれています。
「ウォッカリッキー」にはどんなウォッカを使えばよいの?

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「ウォッカリッキー」の基本はスタンダードウォッカ
ひとことでウォッカといってもさまざまな種類があります。「ウォッカリッキー」にはどのウォッカを使えばよいのでしょうか。
基本となるのは、「ピュアウォッカ」と呼ばれる、クセがなく無味無臭のタイプ。アルコール以外の香りや味がないため、材料の風味を損なわないというメリットがあります。
「ウォッカリッキー」を自分で作る際は、世界的に人気の「スミノフ」や、やわらかい口当たりが特徴の「ピナクルウォッカ」など、まずは入手しやすい銘柄で試してみるとよいでしょう。
