日本生まれのカクテル「バンブー」の魅力を紹介!
「バンブー」というカクテルを知っていますか? 「バンブー」はその名のとおり、まっすぐに伸びる竹を想起させる、キリッとクリアな味わいのショートカクテルです。今回は、世界各国で愛されている、日本生まれのカクテル「バンブー」の魅力に迫ります。
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目次
- 日本発のカクテル「バンブー」の基礎知識
- 世界中で愛されるカクテル「バンブー」の魅力とは?
- ショートカクテル「バンブー」を作ってみよう
辛口のカクテル「バンブー」のたのしみ方
「バンブー」は、食後のカクテルとしてお酒そのものの味わいをたのしむのもよいですが、キリッとしたドライな味わいは食中酒にも向いています。和食全般との相性が抜群で、天ぷらや揚げ物など脂っこいものを食べるときの口直しにももってこいです。
和食だけでなく、中華や洋食に合わせてももちろんOK。中華ならバンバンジーやきくらげの冷菜など、洋食ならシーフードを使ったサラダなど、あっさりした料理がオススメです。
また、アメリカでは食前酒として親しまれることが多いようです。「バンブー」に使われているベルモットには食欲を増進する作用があるといわれ、よく食前酒として飲まれています。そのため、「バンブー」も食前にたのしまれているのかもしれません。
ショートカクテル「バンブー」を作ってみよう
Maksym Fesenko/ Shutterstock.com
「バンブー」は3つの材料で作るカクテル
「バンブー」はシンプルなカクテルで、必要な材料は次の3つです。ここではそれぞれの材料について、少し詳しく見ていきましょう。
【シェリー】
スペインのアンダルシア地方で造られる酒精強化ワイン。一般的なワインとの違いは、醸造過程でアルコールを添加することです。辛口から極甘まで数種類に分類されますが、「バンブー」にはおもに辛口のドライシェリーが使われます。
【ドライベルモット】
ベルモットは、ニガヨモギなどのハーブやスパイスで香りづけした白ワインで、食前酒として親しまれています。甘味や香りを抑えたドライベルモットと、甘味の強いスイートベルモットの2種類があり、「バンブー」には前述のとおりドライベルモットを使用します。