シェイクとは? カクテル作りの基本を学ぼう!
バーで飲むカクテルといえば、バーテンダーさんがシェイカーをシャカシャカと振る姿が思い浮かぶという人も多いのではないでしょうか。今回は、カクテルの技法「シェイク」にフォーカス。シェイクの方法やシェイクして作るカクテルの作り方などを紹介します。
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目次
- シェイクはカクテルの技法のひとつ
- シェイクで使うシェイカーの種類、持ち方・振り方
- シェイカーをシェイクしてカクテルを作ろう
シェイクはカクテルの技法のひとつ
LiliGraphie/ Shutterstock.com
■カクテルの基本的な技法は4つ
カクテルとは、洋酒やリキュールなどのお酒をベースに果汁やスパイスなどを混ぜ合わせた混成酒のこと。ノンアルコールのカクテルもあります。
カクテルは、おもに以下の4つの方法で作られます。
【シェイク(シェーク)】
シェイク(shake)とは振るという意味。シェイカー(シェーカー)という道具に氷と材料を入れ、手に持って振ることでカクテルを作ります。おもにショートタイプのカクテルに用いられます。
【ビルド】
ビルド(Build)には建てるなどの意味がありますが、カクテル用語では、グラスに材料を直接入れて作る技法のことを指します。炭酸入りのロングタイプのカクテルによく用いられます。
【ステア】
ステア(Stir)とは混ぜるという意味。「ミキシンググラス」と呼ばれる大型のグラスに氷と材料を入れ、柄の長いバースプーンで撹拌してカクテルを作ります。
【ブレンド】
ブレンド(Blend)は混ぜるという意味。ブレンダー(ミキサー)という家電製品にクラッシュアイスと材料を入れて、よく混ぜ合わせて作ります。フローズン・スタイルのカクテルによく使われます。
シェイクの効果
シェイクには、おもに以下のような効果があるといわれています。
◇材料を効率的に冷やせる
シェイカーに氷を入れて一緒に振ることで、材料を一気に冷やすことができます。
◇混ざりにくいものでも素早く混ぜられる
液体とクリーム状のリキュールなど比重の異なるお酒同士や、砂糖(シロップ)や卵、クリームなど混ざりにくい材料も、シェイクすることで混ざりやすくなります。
◇口当たりが軽くなる
お酒に空気を含ませることで、味がまろやかになり、口当たりが軽くなって飲みやすくなります。
シェイクで使うシェイカーの種類、持ち方・振り方
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シェイカーの種類
カクテルをシェイクして作るときに不可欠なのがシェイカーです。シェイカーにはおもに2タイプあります。
◇スリーピースシェイカー
上からトップ、ストレーナー、ボディーの3部構造になっているシェイカー。日本でよく使われているタイプです。
◇ツーピースシェイカー(ボストンシェイカー)
上下2部構造のシェイカー。海外でよく見られるタイプです。金属製のティンと、ガラス製のパイントグラスまたは金属製のショートティンで構成されています。
シェイカーの素材は、ステンレスや銀メッキ、プラスティック、金属とガラスが半々になっているものなどさまざまです。
なお、家庭でカクテルを作る際、シェイカーは必ずしもプロ仕様である必要はなく、100円ショップなどで販売されているものでも十分です。
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