【日本酒ボトルのラッピング】ひと工夫でもっと素敵な贈り物にしよう!

【日本酒ボトルのラッピング】ひと工夫でもっと素敵な贈り物にしよう!
出典 : rumo777/ Shutterstock.com

日本酒ボトルをラッピングしたことはありますか?日本酒を贈る際、ちょっとした手間をかけるだけで印象的な贈り物になります。今回は、手軽にできる包み方からオシャレなラッピング方法まで、日本酒を贈りたくなる「ボトルラッピング」のコツを紹介します。

  • 更新日:

日本酒の簡単なラッピング方法

正月に日本酒を飲むときの作法や注意点

Fizzl/ Shutterstock.com

「ボトル用バッグ」で日本酒を手軽にラッピング

自宅でのラッピングは「手先が器用でないとできない」と敬遠されることもありますが、ボトル用のバッグを使えば、簡単にオリジナルのラッピングをたのしめます。

ボトル用のバッグは、100円ショップやバラエティショップなどで気軽に購入できるのもポイント。紙製や不織布製、布製など、素材もデザインもさまざまで、好みに合わせて選べます。シンプルなバッグなら、リボンを結んだりシールをあしらったりして、個性を出すのもオススメ。

また、ボトル用のバッグには、保冷機能がついていたり、水漏れを防ぐ特殊技術により、水と氷を入れてアイスクーラーとして使えるものがあったりと、機能性に優れたタイプもあります。ホームパーティに招かれた際に、冷蔵が必要な生酒などを手土産に持参することも可能です。

日本酒を“包まない”アレンジラッピング

日本酒を包まずにドレスアップする方法もあります。

日本酒は近年、デザイン性がよく、おしゃれなラベルやボトルデザインのものが増えています。それらのデザインを活かし、“見せるラッピング”を施すのもオススメ。ボトルのネック部分をリボンなどで飾るだけで、見た目が華やかになり、インパクトのあるプレゼントになります。

このとき、あらかじめリボンやブーケ、水引などの形に成形されていて、簡単に取りつけられるボトル用の飾りを利用すると便利です。

また、リボンを自分で結ぶ場合も、光沢のある紐やレースの紐、麻紐などと素材を変えたり、さまざまな色の紐で二重三重にリボン結びを作ったりすれば、さらに印象を変えることができます。

日本酒をオシャレにラッピングする方法

日本酒をオシャレにラッピングする方法

rumo777/ Shutterstock.com

日本酒を「カラーペーパー」でブーケのようにラッピング

日本酒のボトルを自分で包むなら、ラッピング用のカラーペーパーがオススメです。薄くて柔らかく、変形しやすいので、ボトルのラッピングに適しています。

色違いのカラーペーパーを何枚か重ねてボトルを下から覆うように包み、ネック部分にリボンを結べば、まるでブーケのような見た目になります。

オシャレに見せるコツは、カラーペーパーと同系色のリボンを使うこと。カラーペーパーを複数枚重ねるときも、同系色でまとめるときれいに仕上がります。

日本酒を「英字新聞」で包めば、和洋折衷のラッピングに

英字新聞を包装紙として使うのも、オシャレさを演出するテクニックのひとつです。英字新聞柄のラッピングペーパーが販売されているほど、英字新聞は「柄(デザイン)」として受け入れられています。

英字新聞は、多少無造作に包んでも、洒落た雰囲気が出るのがポイント。英字新聞で包んだボトルに、デザイン性のある熨斗(のし)や水引をあしらえば、和洋折衷の洗練されたラッピングになります。

日本酒のラベルを引き立てる「透明セロファン」でラッピング

ジャケ買いしたくなるようなオシャレなラベルや高級感漂うラベルの日本酒は、先ほども紹介した「見せるラッピング」がオススメです。とはいえ、ボトルのままだとせっかくのラベルに傷がついたり汚れたりすることも。とくに和紙製のラベルなどは傷つきやすいので、贈答用であればきちんと保護したいものです。

そんなときに役立つのが透明セロファン。ボトルより大きめのセロファンで覆うように包み、ネック部分をリボンで結べば、ボトルラベルを引き立てるオシャレなラッピングが完成します。カラフルな緩衝材を入れると、より華やかになります。

包みもプレゼント! 日本酒のエコなラッピング方法

包みもプレゼント! 日本酒のエコなラッピング方法

MH STOCK/ Shutterstock.com

日本酒をラッピングするなら、エコな風呂敷もオススメ

日本酒を贈るときのラッピングアイテムとしてオススメしたいのが、日本で古くから使われてきた風呂敷や手ぬぐいなどです。

近年、とくに風呂敷は、利便性やエコな側面が見直され、多くの人に注目されています。使い捨てではなく、再利用できる点が大きな魅力です。

本来風呂敷は、大切な贈り物を守り、贈る相手のもとまで運ぶために使うもので、贈り物を渡すときは風呂敷を外すのがマナー。しかし、近年はオシャレなラッピングアイテムとして利用され、そのままプレゼントとして渡す場面が増えています。

日本酒を風呂敷で包むと上品で特別な雰囲気になるので、日本酒の贈り物にふさわしいラッピングアイテムといえるでしょう。

風呂敷は贈る相手を選ばないラッピングアイテム

風呂敷のデザインや素材のバリエーションは多彩で、伝統的な和柄のものやモダンでオシャレなもの、絹製の高級なものからカジュアルに使えるものまでさまざまです。

デザインや素材次第で、目上の人やお世話になった人へ感謝の気持ちを込めた格式ある贈り物にも、身近な人へのちょっとしたプレゼントにも使えます。

日本酒を素敵な風呂敷でラッピングしてプレゼントすれば、印象的な贈り物になるはず。

風呂敷で日本酒をラッピングする方法

風呂敷で日本酒を包むときの代表的な包み方、「瓶包み」を紹介します。

<風呂敷のサイズ>
◇4合瓶:二巾(ふたはば)角(約68×約68センチメートル)
◇1升瓶:二四巾(にしはば)角(約90×約90センチメートル)


<手順>
1:風呂敷の表面を裏にして広げ、中央に瓶を立てて置きます。
2:対角線上の角を持ち上げ、瓶の上で2回結んで真結びにします。
3:向きを90度回転させ、残りの角をそれぞれ持ち上げ、瓶の前でクロスさせます。
4:そのまま後ろに回して、瓶の真ん中辺りで真結びにして固定します。形を整えて、リボンのように見せるのがポイント。
5:瓶の上の真結びをほどき、ひとつ結び(1回結び)にします。
6:それぞれの端を持ったまま、瓶の上でくるくるとねじり、先端を真結びにして、輪っかのような持ち手を造り完成です。

持ち手つきなうえ、安定感のある包み方なので、1升瓶でも安心して持ち運ぶことができます。

ほかにもさまざまな包み方があるので、挑戦してみてはいかがでしょう。


日本酒を贈る際に、ちょっとした手間をかけるだけで、印象的な贈り物になります。贈る相手のことを想って自分でラッピングすれば、より気持ちが伝わるはずです。ぜひ紹介したラッピング方法を試してみてくださいね。

おすすめ情報

関連情報

日本酒の基礎知識

日本ビール検定(びあけん)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事