カジュアルに楽しめる、尾瀬の自然を描いたお酒「水芭蕉アーティストシリーズ」

カジュアルに楽しめる、尾瀬の自然を描いたお酒「水芭蕉アーティストシリーズ」

群馬県利根郡川場村から、世界40カ国・地域に日本酒を輸出している永井酒造が、「6つの挑戦」に取り組む新商品「水芭蕉アーティストシリーズ(MIZUBASHO Artist Series)」の販売を開始。カジュアルなスパークリング酒(食前酒)、スティル酒(食中酒)、デザート酒(食後酒)の3つがラインナップされています。

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「水芭蕉アーティストシリーズ(MIZUBASHO Artist Series)」とは?

利根川の源流域で、100年以上にわたって日本酒造りを続けてきた永井酒造。「Mizubasho Artist Series 」は、そんな永井酒造が、タレントの片岡鶴太郎氏とのコラボレーションや尾瀬の自然保護などといった「6つの挑戦」を掲げ、生み出した日本酒となっています。

どれも口当たりがよく、カジュアルに日常の食卓に添えるのにぴったり。永井酒造の伝統と未来への思いが込められたお酒、ぜひとも味わってみてはいかがでしょうか。

「水芭蕉アーティストシリーズ(Mizubasho Artist Series) 」6つの挑戦

1.アーティストとのコラボレーション

アートによる日本酒の付加価値創造を目指すべく、アーティストが尾瀬に咲く「水芭蕉」を描きラベルデザインに反映。第1弾は、俳優・画家などとしてマルチに活躍し、群馬県内には「草津片岡鶴太郎美術館」もある片岡鶴太郎氏。自然な優しいタッチで、尾瀬の魅力を美しく表現しています。

アートによる日本酒の付加価値創造を目指すべく、アーティストが尾瀬に咲く「水芭蕉」を描きラベルデザインに反映。第1弾でコラボしたのは、俳優・画家などとしてマルチに活躍し、群馬県内には「草津片岡鶴太郎美術館」もある片岡鶴太郎氏。自然な優しいタッチで、尾瀬の魅力を美しく表現しています。

2.食とのペアリング+カジュアルラインの提案

2014年に「NAGAI STYLE」という日本酒ペアリング概念をスタート。今回は、カジュアルラインで次世代型のライフスタイルを提案しています。

3.特定名称酒を表記しない

3.特定名称酒を表記しない

スペックありきの販売方法ではなく、感性に響くストーリー性や文化性を伝えることを目標としているため、通常の「吟醸」「純米」などの特定名称酒の表記をしていないそうです。商品としては、スパークリング酒(食前酒)・スティル酒(食中酒)・デザート酒(食後酒)の3タイプがラインナップされています。

4.女性インフルエンサーとのコラボレーション

新商品と各分野で活躍する女性インフルエンサーとのコラボレーションを行い、女性や若い世代へのアプローチを図っているそうです。

5. SDGs観点による付加価値創造

5. SDGs観点による付加価値創造

現在、世界的な地球温暖化・気候変動などの影響により尾瀬ではニホンジカが大量発生し、水芭蕉などの高山植物が被害を受け、その環境保全が問題になっているそうです。

永井酒造は尾瀬の環境保全に貢献しながら、国連が掲げた「SDGs」(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の理念に沿った活動を積極的に推進しています。

そこで、永井酒造は尾瀬の生態系を守り再生するために、環境保全に貢献しながら、国連が掲げた「SDGs」(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の理念に沿った活動を積極的に推進。また、「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」※ を通じて地域を繋ぎ、パートナーシップを強化して、持続可能な地域社会の実現を目指しているそうです。

※「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」の概要
1.永井酒造株式会社、三条印刷株式会社、東京パワーテクノロジー株式会社の3社でプロジェクトチームを結成。
2.永井酒造株式会社が「MIZUBASHO Artist Series」を開発、販売。売り上げの5%をプロジェクト資金として寄付する。
3.寄付金は水芭蕉の栽培、苗畑での育成事業に充当。
4.東京パワーテクノロジーが土地管理、フィールドテストを行い、地域社会と連携しながら国立公園の保護に貢献していく。
5.日本の原風景を守るプロジェクトとして世界へ発信。

6.ヴィーガン対応

食のバリアフリー化を目指し、環境や健康に対しての関心を訴求しているそうです。

「MIZUBASHO Artist Series」商品概要

Sparkling -スパークリング-

Sparkling -スパークリング-

乾杯や前菜に合わせて楽しめる、水芭蕉の可憐な白い花を連想するようなフローラルスパークリングの食前酒です。
長年研究を重ね、進化してきたという独自の瓶内二次発酵技術により、口当たりの柔らかいシルキーな泡と白桃や林檎のような香味の調和を実現しているそうです。

<容量>
360ml

<アルコール度数>
12%

<価格>
1,200円(税別)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。

Still -スティル-

Still -スティル-

様々なタイプのお料理に合わせられる食中酒です。ライチのような甘い口当たり、ほのかにグレープフルーツのフレーバーを感じ、なめらかで軽快な味わいが特徴。優しい中に幅を持った旨味も広がり、 様々な料理と気軽に楽しめるお酒となっています。

<容量>
720ml

<アルコール度数>
15%

<価格>
1,300円(税別)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。

Dessert -デザート-

Dessert -デザート-

パッションフルーツやアプリコットを連想させる上品な甘味に仕上げられた、食後酒として楽しめる甘口のお酒。頑張った自分へのご褒美に嗜んでホッと一息するには最適な、そのまま飲んでも、スイーツや果物、チーズなどに合わせても笑顔になれるデザート酒です。

<容量>
300ml

<アルコール度数>
12%

<価格>
1,000円(税別)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。

商品開発への想い【永井酒造 代表取締役社長 永井則吉氏】

商品開発への想い【永井酒造株式会社 代表取締役社長 永井則吉氏】

日本酒の国内消費推移は、減少の一途をたどっています。新商品開発の大きな原動力は、それを何とかして取り戻し、国内外に日本酒文化の魅力を伝え、日本酒の内需拡大、輸出促進を目指したい想いです。

Artist Seriesの発想は、妻、松美の「エレガントな花柄や、繊細な水芭蕉の花のエッジングボトルの商品は、女性の心に残るので作ってみませんか?」という一言から始まりました。そこから発想したのは美しいアートには人の心を動かす力があるという事。つまりアーティストとコラボレーションして水芭蕉の花をモチーフにしたデザインラベルする作品を作ろう! まさにアートと日本酒の融合を目指しました。

尾瀬の水芭蕉プロジェクトの立ち上げは、3年前にお客様を連れて尾瀬の水芭蕉をご案内した、久しぶりの訪問がきっかけでした。そこで見た水芭蕉の花の風景が、大きく変化をしていることに直ぐに気づきました。「水芭蕉の花が激減している」ニホンジカの食害や地球温暖化の影響は、 耳にしていましたが、ここまで深刻な状況であると目の当たりにして大きなショックを受けました。尾瀬から帰ったその日はよく寝れなかった事を覚えています。

「何とかして水芭蕉の花がある尾瀬の風景を復元したい」という想いが、本プロジェクトを創設する原動力になりました。

永井酒造株式会社

群馬県最北部、利根川の源流域に位置する川場村にて、1886年、初代・永井庄治氏がこの地の水に出会い酒造りを開始。「この地の自然に敬意と感謝を持ち、自然美を表現する綺麗な酒を造る事」を哲学とし、最新鋭の設備と伝統的な技の融合で、 美しい酒を醸しています。

HP
http://www.nagai-sake.co.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/mizubasho/

Twitter
https://twitter.com/nagaisyuzou

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