10年以上かけて開発した酒米「白鶴錦」を100%使用。最高峰を目指す「白鶴 翔雲 白鶴錦」シリーズ

10年以上かけて開発した酒米「白鶴錦」を100%使用。最高峰を目指す「白鶴 翔雲 白鶴錦」シリーズ

「白鶴 翔雲 白鶴錦」シリーズの2商品が3月に発売されました。白鶴酒造(神戸市)が開発した酒米「白鶴錦」の米作りから酒造りまでを一貫して手がけたこだわりの日本酒をご紹介します。

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「白鶴 翔雲 白鶴錦」

「白鶴 翔雲 白鶴錦」は、白鶴酒造が兵庫県内で育てている酒米「白鶴錦」を100%使用し、六甲山系の伏流水を仕込水として、神戸市にある本店二号蔵工場で醸造するなど地元に根ざしたお酒です。また、約200年前の創業当時から磨き続けてきた酒づくりの技術と、飽くなき探究心を一滴一滴に込めたというこだわりの日本酒となっています。

「酒米の王者『山田錦』に優るとも劣らない酒米を生み出す」を目標に

白鶴錦の稲穂

白鶴錦の稲穂

酒米の王者ともいわれる「山田錦」。白鶴酒造は、それに優るとも劣らない酒米を生み出すことを目標とし、1990年に酒米育種の研究に着手します。注目したのは、山田錦の母にあたりながら、戦前には栽培が行われなくなり「幻の米」となっていた「山田穂」。1995年に、この山田穂と父にあたる「渡船2号」との交配に成功します。

その後も800系統もの兄弟品種から優れた米を選抜する栽培を繰り返し、2007年、ついに「『山田錦』に優るとも劣らない酒米」として「白鶴錦」の品種登録を達成したのです。

白鶴錦(左は玄米、右は精米歩合50%)

白鶴錦(左は玄米、右は精米歩合50%)

「白鶴錦」はタンパク質量は「山田錦」と同程度ですが、比較すると粒や心白(しんぱく、米粒の中心にある白濁した部分)が大きく、心白発現率が高い、背丈が低いため台風などで倒れにくいといった特徴を持っています。また、心白が大きいと麹菌が内部まで入り込みやすくなり、吸水性や溶解性も高くなるそうです。

白鶴ファーム株式会社の従業員

白鶴ファーム株式会社の従業員

「白鶴錦」をはじめとする酒米の自社生産は、2015年に白鶴酒造が設立した農業法人「白鶴ファーム株式会社」で行われています。酒米生産のみならず、高齢化により維持することが難しくなってきた水田の確保なども目的としています。

「白鶴錦」誕生秘話についてはこちら(白鶴酒造公式サイト)
http://www.hakutsuru.co.jp/community/invent/hakutsurunishiki/index.shtml

まさに白鶴酒造が培ってきた伝統や技術が詰めこまれた、「白鶴 翔雲 白鶴錦」シリーズ。ぜひとも味わってみてはいかがでしょうか。

白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培米白鶴錦 720ml

白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培米白鶴錦 720ml

パイナップルやピーチを思わせる華やかな果実香があり、エレガントでふくよかな甘味と穏やかな酸味がなめらかに調和します。余韻では果実香とナッツのような芳醇な香りが感じられます。

<参考小売価格>
5,000円(税別)

<原材料名>
米(国産)、米こうじ(国産米)

<原料米>
兵庫県丹波篠山市産「白鶴錦」(「白鶴ファーム株式会社」生産)100%

<精米歩合>
50%

<アルコール分>
15%以上16%未満

<日本酒度/酸度/アミノ酸度>
+1/1.5/1.0

白鶴 翔雲 純米吟醸 白鶴錦 720ml

白鶴 翔雲 純米吟醸 白鶴錦 720ml

リンゴやメロンを思わせる果実香と上新粉のような香りがあり、まろやかな甘味、爽やかな酸味と旨味による芳醇な味わいです。余韻では果実香とビターチョコのようなやさしい香りが感じられます。

<参考小売価格>
2,300円(化粧箱入り)/2,000円(化粧箱なし)(税別)

<原材料名>
米(国産)、米こうじ(国産米)

<原料米>
兵庫県産「白鶴錦」100%

<精米歩合>
55%

<アルコール分>
15%以上16%未満

<日本酒度/酸度/アミノ酸度>
+1/1.6/1.2

<「白鶴 翔雲」公式URL>
http://www.hakutsuru.co.jp/shoun/

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