ビールをピッチャーでオーダーするメリットは? 注ぎ方の注意点も解説

ビールをピッチャーでオーダーするメリットは? 注ぎ方の注意点も解説
出典 : Steve Cukrov/ Shutterstock.com

ビールがたっぷり入ったピッチャーは、大人数でのお酒の席では重宝します。一方で、瓶ビールよりも注ぎにくいという声も聞こえてきます。そこで今回は、ピッチャーのメリットや、ピッチャーからビールを注ぐ際のコツなどを紹介していきます。

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ビールをピッチャーでオーダーするメリット

ビールをピッチャーでオーダーするメリット

Peter W Haas/ Shutterstock.com

ビールをオーダーするために店員さんを呼ぶ手間が減る

忘年会や新年会、歓送迎会などのシーズンは、居酒屋さんがもっとも忙しい時期。店員さんの数も限られているため、繁忙期になるとビールをオーダーしても、席に運ばれるまでに時間がかかってしまうことも。
そんなとき、ビールをピッチャーでオーダーしておけば、何度も店員さんを呼ぶ必要もなく、グラスが空のママで待つことも少なくなります。

グラスやジョッキでオーダーするよりもお得なことも

店舗にもよりますが、ピッチャーでオーダーすると、ジョッキやグラスでビールをオーダーするより割安になる場合もあります。
ピッチャーの標準的なサイズは約1,800~2,000ミリリットルで、中ジョッキ(約400~500ミリリットル)なら4杯強、大ジョッキ(約700~800ミリリットル)なら2杯強となる計算です。たくさんビールを飲む人は、メニューで金額をチェックして、ピッチャーのほうがお得かどうかを確認してみましょう。

ピッチャーから豪快に注いで飲める

ピッチャーから注がれるビールはビジュアル的にもインパクトが大きく、豪快な印象を与えてくれます。さらに大人数でのお酒の席では、ひとつのピッチャーを共有することで仲間意識が芽生えることも。お酒を注ぐことから生まれるコミュニケーションも、ピッチャーの大きなメリットと言えるでしょう。

ビールをピッチャーからグラスへ注ぐコツ

ビールをピッチャーからグラスへ注ぐコツ

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グラスをピッチャー側に大きめに傾ける

ピッチャーからビールをうまく注ぐことができず、こぼれてテーブルを汚してしまうケースも少なくないようです。
うまくピッチャーからビールを注ぐには、できるだけグラスをピッチャー側に傾けながら受けることがポイントです。最初はグラスを水平に近い角度にし、その後、徐々にグラスを垂直にしていきます。
念のため、ピッチャーの下におしぼりなどを敷いておくと安心ですね。

ビールはゆっくりと注ぐのがポイント

ピッチャーからビールを注ぐ際に、泡が多くなってしまうという悩みを抱える人も。泡の量をバランスよくするには、ピッチャーからゆっくりとビール注ぐことが大きなポイント。豪快だからと言って、あまりにも勢いよくビールを注ぐことは避けたいものです。

ピッチャーに入ったビールは味が変わる?

ピッチャーに入ったビールは味が変わる?

DisobeyArt/ Shutterstock.com

ビールは空気に触れると急速に劣化が進む

ビールは空気に触れることで急速に劣化し、味が変化していくもの。たとえ数分程度であったとしても、ビールの味は明らかに変化します。
グラスやジョッキの場合は、表面の泡が空気との接触を防ぐフタのような役割を果たしてくれています。しかし、ピッチャーの場合はグラスやジョッキのビールとは違い、泡がほとんどない状態で提供されているケースも多いため、残念ながら味は劣化しやすいと言えるでしょう。
また、ピッチャーの間口も大きいため、炭酸が抜けやすい構造でもあります。

大人数でのお酒の席ではピッチャーがおすすめ

グラスやジョッキに注がれたビールと、ピッチャーのビールを比較すると、どうしてもグラスやジョッキに軍配が上がるのは否めません。とはいえ、大人数で一度に大量のビールをオーダーする際は、ピッチャーのほうが効率的です。
少人数でのお酒の席ではグラスやジョッキで、大人数の場合はピッチャーでビールをオーダーするというように、双方のメリットを理解して、シチュエーションに応じて使い分けましょう。

ピッチャーのビールは注ぎ方が難しく、味も変化しやすいというイメージを持っている人も多いようです。しかし一方で、オーダーの手間が減り、コストも安くなるというメリットも。ピッチャーの上手な使い方を知って、ビールをよりおいしく味わいましょう。

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