千葉の日本酒【甲子(きのえねまさむね)】伝統と革新の蔵元が造る「時代の先を行く酒」
「甲子」は、千葉県でも指折りの老舗蔵、飯沼本家が醸す日本酒。300年を超える伝統を重んじながらも、未来を見据えた革新的な酒造りをめざす蔵元が、一歩先を行く日本酒として生み出した銘柄が「甲子」。その魅了を探ってみましょう。
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「甲子」は老舗蔵が「時代の先を行く酒」と自負する酒
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「甲子」の蔵元、飯沼本家が志す、革新的な酒造り
「甲子(きのえねまさむね)」を醸す飯沼本家は、江戸元禄年間(1688年~1703年)創業の、千葉県を代表する老舗蔵のひとつです。
しかし、飯沼本家の酒造りから伝わってくるイメージは、“歴史”や“風格”よりも“未来”や“革新”。飯沼本家は、「ヒストリー以上に、フューチャーを語り、創造していきたい」という考えのもと、伝統を受け継ぎながらも、時代を見据えた革新的な日本酒造りに邁進しているのです。
「甲子」の由来は、最初の干支(えと)から
「甲子」とは、暦で「干支(えと)」と呼ばれる「十干十二支」の初めであり、その名のとおり、時代の先頭を行く日本酒であり続けることが、この蔵元の酒造りにおける信念です。
時代が変われば、人々の食生活や味の好みも変わるもの。「甲子」は、長きにわたる歴史のなかで、そうした変化をしっかりと見据えながら進化を続けてきました。
「甲子」は時代のニーズを踏まえて造られる日本酒
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」や「熱燗コンテスト お値打ち熱燗部門」など、現代のニーズにあったコンテストでも「甲子」は高い評価を獲得しています。
蔵元自身が誇りを持って“時代の先を行く日本酒”と評するもの、頷けるというものです。
日本酒業界に新風を吹き込む、飯沼本家の斬新さ
飯沼本家の革新的な取り組みは、日本酒造り工程だけにとどまりません。原料米の自家栽培や人材育成、現代的でセンスのよいラベルデザインや、遊び心あふれるオリジナルグッズの販売など、さまざまな側面に現れています。
飯沼本家は、千葉県内だけではなく、日本酒業界全体に新鮮な風を吹き込む、老舗に似合わぬ若々しさを持った蔵元と言えるでしょう。
「甲子」が提案する和食のマリアージュ
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「甲子」は食中酒として高く評価される銘柄
「甲子」の真価は、食事とともに飲むことで発揮されます。
良質な日本酒は、食事と合わせることで魅力が際立ち、同時に料理の味わいも引き立てるもの。
「甲子」はまさに、そんな日本酒であり、おいしい食中酒として、多くの地酒ファンから評価される銘柄です。
蔵元が提案する、「甲子」と和食のマリアージュ
「甲子」の造り手、飯沼本家が蔵を構える千葉県は、山海の幸に恵まれる豊かな土地。地域の食文化や和食全体にマッチする日本酒であることが、「甲子」のあるべき姿です。
「甲子」の味わいは、和食との調和を考えて生み出されたもので、公式ホームページでは、「甲子」とよく合う和食や、「甲子」の製造過程でできる酒粕を使った料理のレシピなどを公開。「甲子」を味わうための多彩な情報を発信しています。
「甲子」は、これからの酒造りを担う若い世代が造る酒
また、これからの時代を担う若い世代がおいしいと感じる日本酒であるために、造り手にも若い人材を積極的に採用し、蔵人として育てているのも、飯沼本家ならではの取り組みです。
「甲子」は熟練と若手の連携のもとに造られることで、伝統の技術に支えられながらも、常に日本酒としての“若さ”を保ち続けているのです。
「甲子」をたのしむなら直営の「酒々井まがり家」へ
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「甲子」の魅力を知るには蔵元直営の「酒々井まがり家」へ
「甲子」の造り手、飯沼本家は、蔵元見学を通じて、その地域の風土や魅力を感じる「酒蔵ツーリズム」の代表格として知られています。
飯沼本家が蔵を構える千葉県酒々井(しすい)町は、東京駅や成田空空港からのアクセスもよく、海外からも多くの観光客が訪れていますが、その際に大きな魅力となっているのが、蔵元の敷地内に併設された直営の「酒々井(しすい)まがり家」です。
「酒々井まがり家」で「甲子」とともに地域の魅力を堪能
「酒々井まがり家」では、新潟県から移築された「旧清野邸」の趣ある雰囲気のなかで、「甲子」を購入できるほか、「甲子」の酒粕を使った料理や、「甲子の利き酒セット」などをたのしむことができます。
さらに、地元アーティストの作品を展示したギャラリーも併設されているなど、多彩なたのしみ方ができる施設です。
「甲子」を育んだ風土とともに、その魅力を味わう贅沢
「酒々井まがり家」の遊歩道は隣の山へとつながっているため、蔵元を取り巻く豊かな自然環境を肌で感じることができます。
周辺にはバーベキューができる場所があり、アウトドアをたのしみたい人にもオススメ。「甲子」を育んだ風土とともに、その結晶とも言える味わいを堪能するのは、日本酒好きにとって何とも贅沢な空間です。
飯沼本家は300年の歴史を受け継ぎながら、一歩先を見据え、時代をリードする日本酒造りを続けています。「甲子」を造るだけでなく、日本酒の周辺にあるたのしみも開発、提案していくのが飯沼本家流。今後どんなふうに展開していくのか、目が離せない蔵元のひとつです。
製造元:株式会社飯沼本家
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