日本酒サングリアが、オシャレと美容に敏感な女子を中心に人気急上昇!
日本酒で「サングリア」を作れることを知っていますか? サングリアと言えばワインにフルーツを漬けて作る飲み物。おいしいうえに見た目がかわいく、美容にもよいと、女性を中心に数年前からSNSなどで話題です。このサングリアの日本酒版について、人気の秘密から作り方まで、詳しく紹介していきましょう。
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日本酒サングリアという新しい日本酒のたのしみ方
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日本酒サングリアはフルーツによる飲みやすさが魅力
日本酒サングリアは簡単に言うと、フルーツ入りの日本酒です。
サングリアは、通常はワインで作られることが多いのですが、日本酒で作るととても飲みやすく、飲みすぎ注意と言われるほど。ほんのりとフルーツの味や色がお酒に移って見た目もとってもきれいです。
日本酒の美容イメージが女性からも注目
近年、女性から見た日本酒への印象は、昔に比べてとても向上し、女性の愛飲家も増えています。
その大きな理由が、日本酒が美容にいいというイメージが浸透したため。日本酒に含まれるアミノ酸には、肌の潤いを保ち、シミやそばかすの生成を抑える働きが期待できるとされ、コウジ酸・フェルラ酸はしわやたるみにも効果が期待できるとも言われているようです。
日本酒サングリアの登場で、女性の愛飲家がさらに増加?
おいしく飲んでキレイになれるかもと来れば、女性たちが日本酒を愛飲するのも当然のこと。それでも、まだ苦手意識を持って敬遠していた女性も少なくありませんでしたが、見た目にかわいく、飲みやすい日本酒サングリアの登場で、さらに日本酒を飲む女性が増えることでしょう。とはいえ、もちろん飲みすぎは逆効果ですから、適量をたのしんでくださいね。
日本酒サングリアの基本的な作り方
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日本酒サングリアは手軽に作れるのも魅力
日本酒サングリアの作り方はとっても簡単。好きなフルーツをカットして日本酒を注ぐだけ。フルーツの香りと味わいでアルコールの刺激が薄まって飲みやすくなるとともに、日本酒が浸み込んで味わい深くなったフルーツがたのしめます。
日本酒サングリアを自分で作る場合は酒税法に注意
ただし、注意したいのが酒税法です。アルコール度数が20度未満のお酒でサングリアを作るのは、自家用であっても酒税法に抵触します。
一般的な日本酒の度数だと酒税法に抵触しますが、作り置きでなく、飲む直前に作るのは例外とされます。フルーツは漬かりすぎないほうがおいしいので、その都度飲み切れる量だけ作り、残ってしまったら捨ててください。
日本酒サングリアのさまざまなバリエーションをたのしむ
冷房で体が冷えがちな季節には、日本酒サングリアをお燗でたのしむのもオツなものです。ホット日本酒サングリアで血行促進、ビタミンを摂取して夏を乗り切りたいですね。レモンと生姜、ハチミツを少し混ぜてもレンジでチンすれば、とっても簡単です。
また、フルーツジャムを使えば、手軽にバリエーションが増やせます。先に少量の日本酒でジャムを伸ばすとなじみます。とはいえ、やっぱり生のフルーツを使って作るのが一番! お酒が浸みたフルーツは紅茶に入れたり、焼き菓子に使ったりして、しっかり食べきってしまいましょう。
日本酒サングリアにおすすめのフルーツ
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日本酒サングリアにする日本酒はリーズナブルなものでOK
日本酒サングリアには、どんなタイプの日本酒を、どんなフルーツを合わせるのがよいのでしょうか。いくつかポイントを紹介します。
まず日本酒についてですが、基本的には「大吟醸」など高価なものを用意する必要はありません。コンビニで売っているカップ酒などで十分です。軽やかな甘口の日本酒はフルーツを選ばず、失敗が少ないでしょう。
日本酒の味わいによってフルーツの選び方にも一工夫を
りんご、パイナップル、キウイ、オレンジなど、いろいろなフルーツを本醸造の甘口に漬けると、味にふくらみが出てオススメです。とくに、パイナップルの程よい酸味が日本酒の甘さを引き締めてくれます。
一方、辛口でドライな日本酒には、レモンやオレンジなどキリリと酸っぱいフルーツでシャープな味わいをたのしみましょう。
フルーツの特性に応じて、相性のよい日本酒を選ぼう
これからが本番の夏が旬のスイカは、フルーツの味そのものにインパクトが薄いので、よく冷えた甘口の日本酒に入れて飲むのがオススメ。
レモンのようなキレのあるフルーツは、味を引き締めて、さわやかな日本酒サングリアになります。ただし、日本酒そのものの味わいを消してしまいかねないので、注意が必要です。
日本酒サングリアのたのしみ方を紹介してきましたが、いかがでしたか? あれこれ試して、自分好みの日本酒サングリアを見つけてみてください!