【ウイスキーとグレープフルーツの相性】香りと味わいを高め合うたのしみ方とは?

【ウイスキーとグレープフルーツの相性】香りと味わいを高め合うたのしみ方とは?
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ウイスキーとグレープフルーツは相性がよく、ウイスキー自体の果実香や柑橘系の味わいにグレープフルーツの酸味と苦味が程よくマッチします。今回は、グレープフルーツを使ったカクテルなど、ウイスキーとグレープフルーツのたのしみ方も含めて紹介します。

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ウイスキーとグレープフルーツの相性

ウイスキーとグレープフルーツの相性

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ウイスキーとグレープフルーツの相性がよいとされるのは、香りや味わいの親和性が大きな理由です。
ウイスキーは、発酵段階で柑橘系や果実系の香りを身につけます。これが、甘味が少なくて程よい苦味と酸味が特徴のグレープフルーツとの相性をよくしています。

また、グレープフルーツに限らず、果物に含まれる成分には、ウイスキーとともに飲むことで、さまざまな効果が期待できます。
たとえば、果糖は肝臓の代謝を高めることが期待できると言われていて、ビタミンCはアルコールで疲れた肝臓を癒す効果が期待できます。さらに、グレープフルーツに多く含まれるクエン酸は、胃腸の粘膜を保護すると同時にアルコールの吸収を緩和する効果も期待できるのだとか。
とはいえ、グレープフルーツが一緒だからと言って、ついついウイスキーを飲み過ぎなぎないよう、注意したいものです。

ウイスキーとグレープフルーツで作るカクテル

ウイスキーとグレープフルーツで作るカクテル

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ウイスキーとグレープフルーツを使ったカクテルには、自宅でもカンタンに作れるものから、バーでたのしめるおしゃれなものまで多種多様。なかでも代表的なカクテルを紹介します。

【ウイスキーのグレープフルーツジュース割り】

グレープフルーツジュースと適量の氷をカップに入れ、そこへ好みのウイスキーを好きな量だけ注げば完成です。
バリエーションとして、グレープフルーツジュースとウイスキーを同量入れ、炭酸水と柑橘系エキスを含むトニックウォーターで割るのもおすすめです。

【マイアミ・ビーチ】

ウイスキー35ミリリットル、ドライ・ベルモット10ミリリットル、グレープフルーツジュース15ミリリットルを混ぜてシェークするカクテルです。さわやかな酸味が特徴的で「マイアミ・ビーチ」の風景を思い起こさせるのでこの名前がついたとか。
ウイスキーではなくラムベースのカクテル「マイアミ」もあるので、バーで注文するときは注意しましょう。

ウイスキーをグレープフルーツにかけてたのしむ

ウイスキーをグレープフルーツにかけてたのしむ

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ウイスキーとグレープフルーツの組み合わせとしては、直接、ウイスキーをかけて食べるという、大胆なたのしみ方もおすすめです。

かつてグレープフルーツに砂糖をふりかけて食べた経験がある人も多いと思いますが、昔のグレープフルーツは酸味と苦味が強く、砂糖をかけないと食べられなかったものも少なくありませんでした。
しかし、最近では品種改良が進んで、グレープフルーツの味わいが向上し、砂糖をかけなくてもおいしく食べられるようになっています。

そんなグレープフルーツの魅力に、一味加えるのがウイスキー。グレープフルーツの魅力である甘味と酸味、苦味に、ウイスキーの甘味と香りが加わって、絶妙のコンビネーションを発揮します。ぜひ試してみてください。

グレープフルーツの味わいの特徴は、甘味や酸味に加えて独特の苦味があること。それがウイスキーとの相性を高めています。とはいえ、苦味をおいしいと感じるかどうかは人それぞれ。グレープフルーツだけでなく、いろいろな果物との相性を試してみるのもよいかもしれません。

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