日本酒の蔵元を巡るバスツアーで蔵見学や試飲をたのしむ
日本酒の蔵元を訪ねるバスツアーの人気が高まっています。日本酒好きであれば、一度は日本酒が造られているところを見たいものですが、蔵元を巡るバスツアーには、ほかにも多くの魅力があります。ここでは日本酒バスツアーのたのしみ方を紹介します。
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日本酒処の蔵元をいろいろ巡るならバスツアーがおすすめ
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日本酒の蔵元を巡るバスツアーは、「酒処」と呼ばれる日本酒造りが盛んな地域でよく開催されています。同じ地域内に多くの蔵元があるとはいえ、土地勘のない人が巡るのはなかなか大変。そこで、バスツアーを利用すれば、人気のある蔵元の数々を効率よく巡ることができます。
バスツアーのもうひとつのメリットが、自分で車を運転する必要がないこと。蔵元巡りのたのしみといえば、日本酒の試飲ですが、少量とはいえ、お酒を口にしたあとでの運転は厳禁です。その点、バスツアーであれば、仲間の誰かがドライバーをつとめる必要もないので、みんなが試飲をたのしめます
このように、バスツアーは時短になるうえ、しっかりと試飲もたのしめる点が魅力。まさに日本酒好きだからこそ利用したい、蔵見学の手段といえるでしょう。
日本酒の蔵元バスツアーのたのしみ方
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日本酒バスツアーでは、日本酒が実際に仕込まれている様子を見学できます。蔵元から直接、日本酒造りについてのレクチャーを受けられるのは、日本酒好きにとっては大きな魅力。その蔵が何にこだわり、どんな人が、どんな想いで日本酒造りに取り組んでいるのかを知ることで、日本酒を見る目にも変化が生まれるかもしれません。
また、先述のように、日本酒の試飲ができるのもうれしいところ。できたての日本酒を飲めるのは貴重な体験です。蔵元によっては、一般流通していない銘柄を購入できることもあり、希少酒を手に入れるチャンスでもあるのです。
バスツアーのなかには、蔵元の見学だけでなく、周辺地域の観光や自由時間が設けられているものもあります。日本酒好き同士の交流の場としてたのしむのもおすすめです。
日本酒の蔵元バスツアーは大規模な旅の祭典でも推進
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日本酒バスツアーを企画する「日本酒蔵ツーリズム推進協議会」は、世界でも最大級の規模を誇る旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」にブースを出展しています。
ツーリズムEXPOジャパンは、「新しい旅のカタチ」を提案することをテーマに、旅行業関係者やメディアはもちろん、多くの一般の人も来場する旅行イベントです。2018年の来場者数は、なんと20万人を突破しました。
日本酒蔵ツーリズム推進協議会のブースでは、全国の有名な日本酒を試飲できるほか、蔵元のあるエリアの観光情報なども紹介。各地の蔵元を訪れ、蔵人や現地の人と交流し、伝統文化や郷土料理をたのしむ旅の魅力を伝えており、「酒蔵ツーリズム体験」の醍醐味を、全国、そして世界中の人々に知ってもらう絶好の機会になっています。
日本酒蔵ツーリズム推進協議会
公式サイトはこちら
日本酒バスツアーは、日本酒造りの文化や、それに携わる人々の想いを直接感じることができ、通常の旅行とはひと味違う体験がたのしめます。次のお休みに、蔵元巡りのバスツアーに参加してみませんか?