【人気の地ウイスキー】「あかし」は明石の海を臨む街で長期熟成された芳醇な味

【人気の地ウイスキー】「あかし」は明石の海を臨む街で長期熟成された芳醇な味
出典 : Club4traveler/ Shutterstock.com

「あかし」はその名のとおり、兵庫県の港町、明石で生まれた地ウイスキー。おだやかな気候で知られる瀬戸内で蒸溜、熟成された「あかし」は、全国のウイスキーファンを虜にする味わいです。その人気の理由を探ってみました。

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「あかし」は播磨灘の温和な気候のもとで造られる

「あかし」は播磨灘の温和な気候のもとで造られる

出典:江井ヶ嶋酒造株サイト

「あかし」を造る江井ヶ嶋酒造は、兵庫県明石市の海沿いにたたずむ総合酒類メーカーです。播磨灘と呼ばれる海域に面するこの地は、温暖な土地として知られ、古くから優れた湧き水と良質の米に恵まれたことから、江戸時代初期より酒造りが盛んでした。

江井ヶ嶋酒造の前身となる蔵元も、延宝7年(1679年)から酒造りを始め、時代が降って明治21年(1888年)に総合酒類メーカーとして会社設立を果たし、現在に至ります。蔵元時代から数えると、じつに約340年の歴史をもつ由緒あるメーカーです。
そんな江井ヶ嶋酒造がウイスキーの製造免許を取得したのは、大正8年(1919年)のこと。サントリーが日本最古のモルトウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」の建設を始めたのが大正12年(1923年)のことですから、まさに日本のウイスキー黎明期から取り組んできたわけです。

現在の蒸溜所は、昭和59年(1984年)に新設されたもの。スコットランド式の蒸溜設備を駆使して、日本酒の蔵人たちがウイスキー造りに励み、清酒を造る際の酒母造りなど、日本の伝統技を融合させながらオリジナルの味わいを探求しています。
蒸溜後は、「月日がウイスキーを育てる」という信念にもとづき、明石の潮風を感じる熟成蔵で、最低でも3年以上かけてじっくりと貯蔵されます。無色だった原酒(ニューポット、ニューメイク)が琥珀色に色づいたら、芳醇な味わいの地ウイスキー「あかし」のできあがりです。

「あかし」シングルモルトは2種類の樽で貯蔵しブレンド

「あかし」シングルモルトは2種類の樽で貯蔵しブレンド

出典:江井ヶ嶋酒造株サイト

「あかし」ブランドを代表する「ホワイトオーク シングルモルトあかし」は、アメリカンオークのシェリー樽で貯蔵したモルト原酒と、バーボン樽で貯蔵したモルト原酒をブレンドした、いわゆる「バッテッドモルト」です。モルト原酒そのままのいきいきとした味をたのしむため、冷却ろ過や着色などの加工はいっさい行っていません。

「ホワイトオーク シングルモルトあかし」は、2種類の樽が醸し出すそれぞれの個性が、ひとつに溶け合い、香りや味わいに豊かな奥行きをもたらしています。
その風味は、味にうるさいウイスキー好きをもうならせるほど。口に含めば、深みのある木の香りと軽やかでスパイシーな味わいに、スモーキーさが相乗した「あかし」特有の味わいがたのしめます。

「あかし」のスコッチタイプはロックやハイボールで

「あかし」のスコッチタイプはロックやハイボールで

出典:江井ヶ嶋酒造株サイト

「あかし」シリーズの定番「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」は、江井ヶ嶋酒造が造り続ける伝統的な地ウイスキー「ホワイトオークウイスキー」の歴史を受け継いだもの。日常的にたのしめる、お手ごろ価格のスコッチタイプのブレンデッドウイスキーです。お手ごろといっても、厳選したイギリス産麦芽を100%使用して、華やかな香りを実現しています。

味わいはやや淡麗で、スイスイとすすんでしまう飲み口が特徴です。ロックでたのしむと、熟したフルーツのような香りと、コクのあるまろやかな甘味がいっそう際立ちます。
飲みやすいハイボールにしても、その印象が弱まることはありません。さわやかさのなかに芯を感じる「あかし」ならではの個性を十分に味わえます。

江井ヶ嶋酒造が自信をもって造り続ける「あかし」は、本場スコッチスタイルの手法を守りつつ、日本酒の伝統的手法を取り入れた個性豊かな地ウイスキー。舌の肥えたウイスキー通も納得できる一本といえるでしょう。

製造元:江井ヶ嶋酒造株式会社
公式サイトはこちら

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