大阪のビール【大阪國乃長(おおさかくにのちょう)ビール】 大阪初の地ビール
「大阪國乃長ビール」は、大阪では初となる地ビールです。その製造元となる「壽酒造」は、江戸時代に創業された由緒ある蔵元で、長年培った酒造りの技術と伝統が「國乃長ビール」に活かされています。
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「大阪國乃長ビール」には、200年も続く酒造りの伝統が息づく
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「大阪國乃長ビール」の始まりは、ビールの最低生産量の規制緩和があった直後の1995年。大阪では初めて、全国でも9番目となる地ビールとして誕生しました。
「大阪國乃長ビール」の製造元となる壽酒造は、江戸時代末期の文政5年(1822年)の創業。日本でも最古の名醸地といわれる摂津富田郷において、酒造りの伝統を守りたいとの信念から生まれた蔵元です。
以来、約200年にもおよぶ歴史と伝統を今に受け継ぎ、代表銘柄である清酒「國乃長」は、大阪を代表する地酒として人気を博しています。
「大阪國乃長ビール」は、壽酒造が培ってきた日本酒造りの技術に、独自のビール醸造技術を融合させて生まれたもの。
古くから清酒造りに使用されてきた阿武山系の天然水や、厳選されたカナダ産の麦芽、ドイツ産のホップ、上面発酵酵母を使用して醸造する麦芽100パーセントの地ビールです。
「大阪國乃長ビール」のおすすめビールを紹介
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「大阪國乃長ビール」は、スッキリ味の「ケルシュ」からスタート。2000年には、コクのある「アルト」との2本立てなり、さらに、2005年からは限定醸造の黒ビール「ドライスタウト」を追加。2011年には、ケルシュをリニューアルして「蔵ケルシュ」とし、アンバーエールスタイルの「蔵アンバー」を加えて、現在のラインナップとなっています。
ここでは、そんな「大阪國乃長ビール」の代表的な商品を紹介します。
【蔵ケルシュ】
ケルシュとはドイツのケルン地方で伝統的に造られているビールのこと。淡色麦芽を使用し、比較的高温で発酵させることで、すっきりした味わいに仕上がるのが特徴です。
「大阪國乃長ビール」の「蔵ケルシュ」は、厳選したノーブルホップを使用しており、上品な香りを生み出しています。
【蔵アンバー】
アンバーエールとは、アメリカ産のホップを使用した、明るい茶色をしたアメリカン・エールのこと。コクがあって、ホップの香りがしっかり感じられるのが特徴のビールです。
「大阪國乃長ビール」の「蔵アンバー」は、コクを失わないよう柑橘様の香りをもつホップを十分に使いながらも、ビールの苦味を抑える独自の仕込み方法で、飲みやすさにこだわったエールビールとなっています。
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