宮城の日本酒【一ノ蔵(いちのくら)】多彩な味わいを生み出す手造りの技

宮城の日本酒【一ノ蔵(いちのくら)】多彩な味わいを生み出す手造りの技
出典 : 一ノ蔵サイト

「一ノ蔵(いちのくら)」は、1973年に宮城県内の4つの歴史ある蔵元がひとつになって誕生しました。以来、「よい米を使い、手間暇をかけ、よい酒を造る」という姿勢を貫き、伝統の技を活かした“手造り”による酒造りを続けています。

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一ノ蔵は、4つの蔵が企業合同してできた新しい蔵元の形

一ノ蔵は、4つの蔵が企業合同してできた新しい蔵元の形

出典:一ノ蔵サイト

「一ノ蔵(いちのくら)」は、1973年に、宮城県の小さな街で長年にわたり酒造りを営んでいた浅見商店、勝来酒造、桜井酒造店、松本酒造店が企業合同して誕生。「自然との共生を大切にし、伝統を守っていくこと」「お客様に満足していただくこと」「地域振興につなげること」という強い信念のもとに、新たな蔵元として「一ノ蔵」が生まれました。

「一ノ蔵」の初代社長を務めた松本善作氏は、各蔵元の若き代表者4人に、「家族ぐるみでつき合い、喜びも悲しみも分かち合おう。力を合わせて新しい蔵を作り、できるだけ手造りの仕込みを残した高品質の酒を造ってほしい」という願いを託しました。

その“手造り”による伝統的な酒造りへのこだわりは、約半世紀のときを経た今でも、「一ノ蔵」で酒造りに携わるすべての人に息づき、忠実に守られています。

一ノ蔵の酒に共通する信念、すべては米作りから

一ノ蔵の酒に共通する信念、すべては米作りから

出典:一ノ蔵サイト

「一ノ蔵」は誕生した当初から「よい米を使い、手間暇をかけ、よい酒を造る」という姿勢を貫き、日本酒造組合が定める手造りの条件を満たした伝統の技による酒造りを続けています。

あえて“手造り”にこだわるのは、造り手の五感を研ぎ澄ませて、香りを嗅いだり、手で触ったり、舌で味わったりという経験を活かすことで、結果的により効率よく、おいしい酒ができると考えるからです。

こうした「一ノ蔵」の酒造りの決め手となるのが、地元・宮城県産の原料米。商品の特性に合わせて多くの酒類の米を使い分けています。また、地元の農家の人たちと「松山町酒米研究会」を発足し、酒造好適米の生産にも力を注いでいるほか、環境保全米も積極的に使用しています。

また、良質な酒造りに欠かせない「水」は自社地下水を使用。酒造りに適したやや軟水で、1年を通して豊富に湧き出ることから、地下100メートルまで掘り下げた自社井戸から地下水を汲み上げて使用しています。

一ノ蔵の酒造りの拠点、本社蔵

一ノ蔵の酒造りの拠点、本社蔵

出典:一ノ蔵サイト

一ノ蔵の酒造りの本拠である「本社蔵」が位置する大崎市松山(旧松山町)は、豊かな自然に囲まれ、良質な地下水にも恵まれるなど、酒造りに適した土地柄です。

この地では、一ノ蔵の本社蔵に加え、名産品である仙台味噌の老舗も工場を構えるなど、古くから「醸造発酵」を活かした産業が盛んです。そこで近年では、「醸華邑(じょうかむら)」の名で地域おこしを推進。地域の中心部には日本酒の資料館「酒ミュージアム」が建ち、酒造りの歴史と文化に触れることができます。

一ノ蔵の本社蔵は、こうした酒造りの文化が息づく地で、「手造り」の伝統を大切にしながら、最新の酒造機器や設備を融合。純米大吟醸や大吟醸などの特定名称酒から、ひやおろし、生原酒などの季節限定商品まで、年間で約1万6千石の日本酒を造り出し、全国の地酒ファンに届けています。

米処、宮城の酒米を使い、最先端の設備を導入しながらも、伝統的な“手造り”による酒造りを守り続ける「一ノ蔵」。そのこだわりのお酒を、じっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

製造元:株式会社一ノ蔵
公式サイトはこちら

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