焼酎のお湯割りは電子レンジでもOK?

焼酎のお湯割りは電子レンジでもOK?
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焼酎を電子レンジで温めたお湯で割って、お手軽にお湯割りをたのしんでいる人も少なくないでしょう。ここでは、寒い季節にうれしい焼酎のお湯割りを、もっとおいしく作るためのテクニックを紹介します。

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電子レンジの温め方は、やかんやポットとは別物

電子レンジの温め方は、やかんやポットとは別物

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焼酎のお湯割りを作る際に、あなたはどんな作り方をしていますか? わざわざお湯をわかすのは面倒なので、電子レンジで温めたお湯を使っている人も多いでしょうが、少し考えてみましょう。

電子レンジで作ったお湯は、温度が下がりやすく、やかんやポットで作ったものとは異なります。加熱方式によって違いが生じるようですが、せっかくのお湯割りがすぐに冷めてしまったら残念というもの。少し手間をかけるだけでおいしさが長持ちするので、電子レンジは最後の手段と考えましょう。

晩酌用のお湯は、夕ご飯の片付けをしながら沸かしておき、家事が一段落するまで保温ポットに入れておく方法なら手軽です。お湯が出てくるウォーターサーバーを設置している家庭なら、焼酎用にも活用できます。

焼酎のお湯割りの正しい作り方を知っておこう

焼酎のお湯割りの正しい作り方を知っておこう

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焼酎のお湯割りの正しい作り方といっても、そう難しく考える必要はありません。「お湯→焼酎」という順番さえ覚えておけば、難しいルールはありません。お湯が入ったグラスに焼酎を注ぎ、10秒くらい待つだけです。お湯に触れた焼酎が蒸発してよい香りがしてきたら、飲み始めのサインです。

「焼酎:お湯」の比率は「ロクヨン(6:4)」にするのがスタンダードな作り方。酔いやすい体質の人でも無理なく飲める濃さでしょう。
「ゴーゴー(5:5)」は、焼酎の香りをややマイルドにしてくれるので、食事と一緒にたのしむシーンに適しています。

比率はあくまでも原則的な考え方なので「香りが強い焼酎をいただいた」「今日は強めのお湯割りを1杯だけたのしみたい」など、その日の気分で調整できます。銘柄と分量による味の変化をたのしみながら、自分好みの作り方を探してみましょう。

焼酎のお湯割りに電子レンジを使う場合のポイント

焼酎のお湯割りに電子レンジを使う場合のポイント

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どうしても電子レンジで作りたい、という場合は、お湯の温度を意識しましょう。電子レンジで60~75度くらいのお湯を作って、そこに焼酎を入れると、45~50度くらいの適温になるはずです。45~50度はやや熱めに感じる人も多いですが、シャープな飲み口が特徴です。

焼酎の香りや甘みが引き立つのは40~45度くらいになったときで、人肌くらいの適度な温度に癒やされます。ここより温度が下がってしまうと、常温に近い印象を受けるはずです。お湯割りとしての魅力は半減されてしまいますが、代わりに焼酎本来の味がわかりやすくなるため、味の変化をたのしむにはよいでしょう。

お湯の温度をできるだけ長持ちさせるテクニックは、保温性が優れた容器を選ぶことです。電子レンジ耐熱容器なら、熱湯にも耐えられるくらいの強度があるため、グラスを先に温めておくこともできます。

飲み方のバリエーションを作ることで、焼酎のたのしみ方が広がりますから、寒い日の帰宅後にでも試してみましょう。

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