ウイスキーマスターになるための資格と読んでおきたい本
ウイスキーを飲んでいるうちに、ウイスキーの歴史や製造方法、おいしい飲み方などをもっと知りたい、と思うのは自然なこと。ウイスキーに詳しくなるにはどうしたらいいのでしょうか?
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ウイスキーにまつわる資格
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ウイスキーについていろいろ調べているうちに、自分の知識がどのくらいのものなのか測るのには、一度検定試験を受けてみるのもいいかもしれません。ウイスキーにはいくつかの検定試験がありますが、ここでは、2つ紹介します。
まずは、ウイスキー検定です。これは、ウイスキーをもっと知り、よりたのしむ知識を得るための検定試験。世界のウイスキーを対象に、歴史、原料、製造方法からさまざまな飲み方、ウイスキーにまつわるうんちくまで、ウイスキーの世界をたのしむための知識を問います。マークシート択一形式。初心者も気軽に挑戦できる内容ですので、受けるだけでも勉強になるはずです。
ウイスキー検定
より専門的な知識やこれからウイスキーの専門家になりたい!と思っている人はウイスキーコニサーにチャレンジしてはいかがでしょう。
ウイスキーコニサー資格認定試験は、3段階のレベルがあります。第1段階の「ウイスキーエキスパート」から始まり、「ウイスキープロフェッショナル」、そして「マスター・オブ・ウイスキー」が最終段階に当たります。上位資格に進むにつれ、試験の難易度も上がります。
これら試験に挑むためのセミナーや集中講座もあるので、チェックしてみてください。
ウイスキーコニサー資格認定
たのしく勉強して、たのしく飲もう!
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単にウイスキーの知識を高めたい、という人は、詳しい本や資料を読んでみるのもよいでしょう。まずは基礎知識がわかりやすく解説してある本を紹介します。
◆「ウイスキー検定公式テキスト」土屋守監修
上記で紹介したウイスキー検定の公式テキストです。ウイスキーの定義や原料などの基本から、製造工程、世界五大ウイスキーの歴史や蒸留所の紹介などが詳しく説明してあります。ウイスキー検定受験には必須ですが、ウイスキーの入門書としてもわかりやすい1冊です。
https://whiskykentei.com/text/
◆「ウイスキー完全バイブル」土屋守監修
ジャパニーズウイスキーを中心に世界五大ウイスキーの歴史や蒸留所、銘柄などを詳しく紹介。もちろん、ウイスキーの原料、製造工程など基礎知識もわかります。写真も多く使われていて見ていてたのしい1冊です。
http://www.scotchclub-shop.org/product_bk028.html
◆「ウイスキーの教科書」橋口孝司
世界の産地別にウイスキーの特徴を歴史から詳しく解説。世界五大ウイスキーの代表的な銘柄も1本ずつ解説付きで掲載しています。ウイスキーの歴史、製造方法など基礎知識も。ウイスキーのことが一通りわかるようになっています。
http://www.shin-sei.co.jp/np/isbn/978-4-405-09237-2/
ウイスキーの歴史などを知れば知るほど、もっとおいしく感じられそうですね。