クラフトビールのうまさと個性を決めるもの

クラフトビールのうまさと個性を決めるもの

近年、日本全国で個性的なクラフトビールを醸造するブルワリーが増えています。生産量はさほど多くはないのですが、ブルワリーのこだわりが表れたビールは注目の的です。

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泡・見た目と旨味を演出

Black Salmon/ Shutterstock.com

ビールの見た目を大きく左右する「泡」。おいしいビールにとって泡は重要な存在です。泡はビールに含まれる炭酸ガスによって生まれます。泡は、グラスに注がれたときに、ビールの炭酸ガスや香りが空気に接触して酸化するのを防ぐフタのような役割をします。

また、泡はビールの状態を表すバロメーターのような役割もします。静かに注いだときに泡ばかりなら温度がぬるいのかも、逆に泡立ちが悪いのは冷やし過ぎかもしれません。

粗い泡や、グラスの内側面にできる泡は、グラスがキレイに洗浄されていないことを表し、細かい泡、グラス内面のクリーンな見ため目はグラスの洗浄が良い状態を表します。

出来立てのビールをすぐ飲むことができるクラフトビールのブルワリーでも、泡は重要です。サーバーから注がれるビールのきめ細やかな泡はビールの味わいに影響します。

このほかにも、ブルワリーの場所による水の違い、そして何よりもブルワー(醸造家)の思いや志、技術がビールの味わいを大きく左右します。他では飲むことのできない味わいを感じられるのがクラフトビールの醍醐味。色、香り、味わい、泡の個性を感じながら、ゆっくり味わいたいですね。

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