ウイスキーのアルコール度数とうまく付き合う飲み方

ウイスキーのアルコール度数とうまく付き合う飲み方

初心者はアルコール度数の高いウイスキーは飲みにくそう、と思っていませんか?ストレートやロックで飲むのは、少しハードルが高そうですが、ウイスキーには初心者におすすめの飲み方がたくさんあります。

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ウイスキーはなぜ、アルコール度数が高い?

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種類よって多少異なりますが、一般的なウイスキーのアルコール度は40~43度くらい。ビールが4~7度程度、ワインが12~15度程度、日本酒が14~18度程度、焼酎でも25~35度程度が主流であることを考えると、日本人が日常的に親しむお酒のなかではウイスキーのアルコール度数はかなり高めであることがわかります。

その高さは、製造工程に起因しています。お酒は製造方法によって「醸造酒」と「蒸留酒」に大別されます。前者は米や麦、ブドウなどの原料をアルコール発酵させるもので、ビールや日本酒、ワインがその仲間に入ります。原料をそのまま発酵させるだけなのでアルコール度はさほど高くはなりません。

一方、後者は醸造酒を加熱して蒸発させ、その蒸気を冷やしてアルコール分を凝縮させたお酒で、焼酎やウイスキーがこの方法で作られます。ウイスキーの蒸留方法には「単式蒸留」と「連続式蒸留」があり、前者は2~3回蒸留を繰り返すことでアルコール分を凝縮する方法。後者は単式蒸留機を連ねた機材で一度に蒸留するため一気にアルコール度数が90度程度まで上昇。どちらも樽熟成後に加水して度数を調整しますが、それでも出荷時は、約40度とアルコール度数が高いことには変わりありません。

初心者におすすめの飲み方指南

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アルコール度数の高いウイスキーは、そのまま飲むことが多いビールやワインに比べて様々な飲み方があります。とくに初心者におすすめしたい飲み方は、やはり「ハイボール」。本来ハイボールとはアルコールをノンアルコール飲料で割った飲み物全般を指す言葉なのですが、現在の日本でハイボールといえば、基本的にはウイスキーを炭酸水で割ったもの。炭酸水とウイスキーの割合によってアルコール度数は変わりますが、たとえば市販されている「サントリー角ハイボール缶」であればアルコール度は7度、「サントリー角ハイボール缶〈濃いめ〉」であれば9度。ビールに近い感覚でグイッと飲むことができます。

また、炭酸水の代わりにトニックウォーターやジンジャーエールで割るとまた違ったたのしみ方ができます。さらに、「水割り」も日本ではポピュラーな飲み方のひとつ。炭酸水のかわりに水を使って割る飲み方で、炭酸が苦手な人にもおすすめの飲み方です。

アルコールに飲まれない方法

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アルコール度数の高いウイスキーですから、とくにウイスキー初心者はお酒に自信があっても過信は禁物。ウイスキーの生まれたヨーロッパの人と比べて日本人は体内に入ったアルコールを分解する力が比較的弱いといわれているうえに、アルコールは体格によっても許容量が変わり、とくに体の小さい女性は注意が必要です。

初心者にとってやはり一番手堅いのは、水や炭酸水で割ってアルコール度数を調整してたのしむ方法。オン・ザ・ロックやストレートといったウイスキーそのものを味わう方法で飲む場合は、チェイサーとしてこまめに水などを取りながら飲みましょう。チェイサーはアルコールのまわりを和らげるだけではなく、胃の負担も軽減されます。

アルコール度数の高いウイスキーですが、飲み方次第で初心者もおいしく飲めるので、ぜひいろいろな飲み方で試してみてください。

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