ひと手間加えた「煮切り氷」で味わう格別のロックはいかが?
焼酎や日本酒をロックで飲むのが好きな方におすすめしたい、いつもとはひと味違ったテイストを味わえる秘技をご紹介。
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氷がとけても味が薄まらず、最後までおいしく飲める方法とは!?
グラスに氷を多めに入れて、ロックスタイルで焼酎をたのしまれる方も多いことでしょう。あるいは最近では、割水をしていない「原酒」の日本酒に氷を浮かべて飲まれる方も増えているようです。ロックで飲むおいしさは、やはりお酒を冷たい状態で味わえること。キリッと引き締まったシャープな味わいや喉ごしは気持ちよいですよね。ですが、ゆっくりと飲んでいると氷がとけてしまい、お酒の味が薄まってしまうのが残念なところ。ロックで飲んでいたつもりが水割りになってしまって、本来のお酒の味を感じられず、急いでグラスにお酒を継ぎ足して…という方も多いのではないでしょうか? そこでおすすめしたいのが、お酒を元にして作った「煮切り氷」でロックをたのしむ飲み方です。
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アルコールを飛ばして凍りやすくするのがポイント
通常、氷は水から作ることがほとんどですが、お酒を火にかけ、煮切ってアルコール分を飛ばし、製氷皿に入れて凍らせてできた氷でロックを作ります。そうすることで、氷がとけても水っぽくならず、いつものロックよりもおいしくたのしめますよ。アルコールが含まれた状態では凍りにくいので、一度沸騰させて、冷めてから製氷するのがポイント。お時間があるときに、まとめて作っておくと便利です。
ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター