日本酒は海外でも人気!「SAKE」の味わいが世界に広がってます!

日本酒は海外でも人気!「SAKE」の味わいが世界に広がってます!

日本酒は、アジアはもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどへ輸出される世界でも人気のお酒です。近年、ヨーロッパのフレンチ、イタリアンの一流レストランでも日本酒をサーブする店が増えつつあります。

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世界を席巻するSAKE

Khom Meekhun/ Shutterstock.com

ワイングラスに日本酒を注ぎ食事をする風景は、世界でも当たり前になってきました。繊細で複雑な製造工程に支えられた完成度の高さ、醸造酒として世界最高のアルコール度数を誇る“SAKE”は世界に知られるところとなり、海外への進出も年々増加しています。

海外の日本食レストランは、2006年に約2万4000店舗だったものが、2013年には約5万5000店舗に増加、2016年の清酒の輸出金額は約156億円(対前年比111.2%)と、7年連続でその最高額を更新し続けています。

最近は、日本の日本酒に飽きたらず、自ら醸造を行う酒蔵が世界の国々にあります。どんな日本酒を造っているのでしょうか?

オレゴン州の酒蔵「SAKE ONE」

Josemaria Toscano/ Shutterstock.com

アメリカのオレゴン州に日本酒の醸造所を造ったのは、青森の老舗酒造メーカー桃川株式会社。自然に囲まれているオレゴン州は、桃川のある青森の水や気候に近く、1996年には本格的に日本酒の醸造を始めました。翌年にはSake One Corporationを設立、青森で修行をしたアメリカ人のグレッグ氏が杜氏を任されました。

Sake Oneが造る日本酒は、アメリカのカクテル文化に根づいた発想からフルーティーな味わいが特徴。艶消しのブラックのボトルも目を引きます。現地で造っていて比較的価格で手に入るため、輸入ものの日本酒とのすみわけはできているようです。

現在はSake Oneは桃川から独立し、別会社としてアメリカでの日本酒普及に尽力しています。

カナダで造る日本酒「Artisan SakeMaker」

hungryworks/ Shutterstock.com

バンクーバーの小さな島、グランビルアイランドに2007年から日本酒を醸造している酒蔵があります。それがArtisan SakeMaker(アーティサン・サケメーカー)です。代表銘柄は、その名も「Osake」。カナダで初めて造られた純米酒です。当初は日本の酒米で醸造し、フルーティーな香りや旨味を逃さないために濾過処理がされないまま生酒の状態で出荷されます。年数回、少量出荷されるこの日本酒は、季節ごとに味わいが変化するのも特徴です。

カナダの日本酒蔵は、日本やアメリカからの輸入米で日本酒造りを行うところが多い中、Artisan SakeMakerは2013年にはブリティッシュコロンビア州で採れたお米でOsakeを造り、ボトルには「Made from 100% BC grown rice」と記載されています。カナダの“地酒”の誕生です。酒蔵にはテイスティングルームなどもあるので、カナダに行った際は立ち寄ってみてもよいでしょう。

日本酒の味に魅せられた世界の酒蔵によって、日本酒の味わいがもっと広がるといいですね。

注:国税庁では2015年に日本の地理的表示として「日本酒」を指定。「原料の米に日本の国内産米のみを使用し、かつ日本国内で製造された清酒のみが『日本酒』を独占的に名乗ることができる」としています。

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