上品な味わいが人気のバーボン銘柄

上品な味わいが人気のバーボン銘柄

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初心者にも上級者にも愛されるバーボン

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アメリカの法律で「原料の穀物中にトウモロコシを51%以上含み、80度以下で蒸溜し、さらに内面を焦がしたホワイトオークの新樽で、アルコール度数62.5度以下で熟成したもの」と定義されているバーボン。

しかも、熟成に使用される樽は、内側を焦がした新樽しか使えません。オーク材による美しい色合い、バニラやハチミツのようなほのかな香りと口の中に広がる甘味の虜になる人が多いようです。比較的ライトなものが多く、ウイスキー初心者にも飲みやすいといえます。

ライトな味わいを活かしたカクテルもおいしいですが、上級者はストレートやロックでじっくりと味わう人もいます。ここでは、上品な味わいが人気のバーボンを紹介します。

高度な熟成技術を持つ「I.W.ハーパー12年」

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四角い重厚なボトルをどこかで見たことがあるのではないでしょうか? 4~6年熟成くらいのバーボンが多いところ、I.W.ハーパーは12年の長期熟成を行っています。

バーボンの場合は、ケンタッキーの気候変化が樽の中の原酒に激しく変化を与え、樽の成分を取り込みやすくしてしまいます。そのため、熟成が進むと渋味や雑味が出てしまうことがあるそうです。この状況下では12年もの熟成期間は、かなり高度な管理が必要になります。

I.W.ハーパー12年は、ハチミツやバニラのような甘い香りとスイートでスパイシー、爽やかな中に濃厚な味わいを持つウイスキーです。

禁酒法時代も別格!「バッファロートレース」

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「バッファロートレース」は、1775年にはウイスキー造りを行っていたといわれ、アメリカではかなり歴史のある蒸留所のひとつ。禁酒法の時代でさえも、医薬目的で蒸留を許可されていた全米4カ所の蒸留所のひとつで別格の扱いだったようです。

蒸留所近くを流れるケンタッキー川近くでは、バッファローの群れが季節ごとに移動を繰りかえす通り道だったそうです。バッファローの描かれたボトルに開拓時代のフロンティアスピリットを見ることができますね。

軽やかで甘いオレンジのような香り、バニラとライ麦由来のスパイシーさのバランスが絶妙な味わい。ロックやストレートでゆっくり飲みたい銘柄です。

パンチの利いた味わい「ノブ・クリーク」

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バーボン造りの名匠といわれたブッカ―・ノー氏が本来のバーボンの姿を再現するために情熱を注いだ1本。禁酒法以前のバーボンは、4年以上熟成させアルコール度数は50%以上でした。力強い香りと味わいを持つバーボンを復活させたのがこの銘柄です。

オーク樽の香りとパンチの利いたスパイシーさ、力強い甘味とフルーツのような風味がしっかりとした味わいです。

芳醇な香りと異なった甘味を持つその味わいに、知らず知らずにグラスが進んでしまうかもしれませんね。

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