ジワジワと身体に染み入る癒しの一杯 「焼酎の金柑割り」

ジワジワと身体に染み入る癒しの一杯 「焼酎の金柑割り」

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生の金柑から溢れる果汁でさっぱりとたのしめて、身体もぽかぽかに

冬が旬のフルーツはさまざまなものがありますが、金柑もその一つ。直径3cmほどのかわいらしいサイズは、柑橘類の中でもっとも小さく、すっきりとした甘味や程よい酸味と苦味があり、皮ごと食べられるのが特徴です。

じつは、金柑は素晴らしい働きをする食材として昔から重宝されていたのはご存知でしょうか? 皮膚や粘膜を強くする栄養が豊富に含まれており、また、喉の痛みを緩和させることも期待できるので、中国では「風邪が流行れば金柑が売れる」ということわざも生まれたほど。その金柑を焼酎のお湯割りでいただくと、身体もよろこぶおいしいホットドリンクに。

材料は、生の金柑を2~3個。洗ってヘタを取り、半分にカットして種を取り、グラスに入れ、すりこぎなどで軽く潰します。あとは、お湯と焼酎を「4:1~3:1」くらいで割って完成。お好みではちみつを加えて甘く仕上げるのもおすすめです。焼酎は、甲類焼酎や麦焼酎を選ぶと金柑の爽やかな香りが感じられます。

ちなみに、お湯割りを作るときに先に焼酎を入れてお湯を注ぐと、アルコール分が揮発して刺激が強い辛口の印象になるので、お湯を先に入れたあとから焼酎をゆっくり注ぐのがよいでしょう。身体がぽかぽかと温まる癒しのお湯割り、ぜひお試しください。

生の金柑から溢れる果汁でさっぱりとたのしめて、身体もぽかぽかに

すり潰すと金柑の香りが広がり、とても爽やか

お湯割りから出して食べてもおいしくいただけます

お湯割りから出して食べてもおいしくいただけます

<出典>

Bar Rocaille バーロカイユ
https://www.facebook.com/barrocaille

ライタープロフィール

阿部ちあき

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定 きき酒師 日本酒・焼酎ナビゲーター公認講師
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター

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