スッキリ爽やか!氷酒(みぞれ酒)を飲んでみよう

スッキリ爽やか!氷酒(みぞれ酒)を飲んでみよう

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氷酒とはどんな日本酒?

氷酒とはどんな日本酒?

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暑い日に食べるシャーベットは、口の中をひんやりと清涼感いっぱいにしてくれます。日本酒にも、ひんやり、さっぱりさせてくれるものがあるのを知っていますか? それは、氷酒(みぞれ酒)と呼ばれるシャリシャリのシャーベット状の冷たいお酒です。

呼び名は、氷酒(みぞれ酒)のほかに、凍り酒、凍結酒、氷室酒など様々。凍らせることでひんやりした食感と爽快感を味わうことができます。もともと、凍った状態で販売しているものもありますが、家庭の冷蔵庫で作ることもできます。好みの銘柄をシャーベット状にしてみるのも、いつもと違った味わいがたのしめるのではないでしょうか。

こんな氷酒を飲んでみませんか?

◆千代の亀純米大吟醸 秘蔵 しずく酒/千代の亀酒造◆福寿 凍結酒/神戸酒心館

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ここでは、もともと凍らせて飲むことを目的として造られた代表的な氷酒を紹介します。

◆千代の亀純米大吟醸 秘蔵 しずく酒/千代の亀酒造
1716年創業の歴史ある愛媛の蔵元、千代の亀酒造。地元産の米にこだわったコクのある純米酒が愛されています。「秘蔵 しずく酒」は、契約農家の無農薬の米を45%まで磨き、じっくり熟成させた日本酒です。若干の発泡性があり、凍らせるとシュワシュワ感と辛口でスッキリした味わいがより際立ってきます。飲むまでは冷凍庫で保存、半分くらい解凍した後、瓶を振ってシャーベット状にして飲みます。

◆福寿 凍結酒/神戸酒心館
1751年創業した神戸市にある神戸酒心館。地元兵庫産の米だけを原料に昔からの手法で時間をかけて酒造りをしています。「福寿 凍結酒」は、しぼりたての原酒を火入れせず瞬間凍結した日本酒で、超低温で保存してあります。できたての生酒を瞬間冷凍させることで酵母などの働きを留め、日本酒本来のおいしさを閉じ込めてあり、爽やかな香りとフレッシュな味わいが特徴です。飲むときは、徳利のようなデザインの瓶を水につけて少し溶かし、スプーンかマドラーなどでかき混ぜてシャーベット状にしてからグラスに入れます。

シャリシャリの氷酒は、初心者にも飲みやすい日本酒です。凍らせたことによって、口当たりがよくなり、いつもよりスルスルと飲めてしまいます。でも、ご用心! 凍らせたからといってアルコール分が少なくなるわけではありません。適量を心がけないと、いつもより早く酔っ払ってしまうかもしれません。

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