ウイスキーの甘い誘惑⁈アイランズ・スコッチ「ハイランドパーク」と「スキャパ」

ウイスキーの甘い誘惑⁈アイランズ・スコッチ「ハイランドパーク」と「スキャパ」

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多様な味わいが存在するアイランズ・スコッチ

KiltedArab/ Shutterstock.com

ウイスキーの代名詞として人々を魅了し続けるスコッチウイスキー。現在、スコットランド全土で稼動している蒸留所は、100カ所あまり。生産地区は、伝統的なハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラの4つに区分されていましたが、現在はハイランド地方の中のスぺイサイド、アイラ島を除くハイランドの島々をアイランズと分離して、6つの生産地に分けるのが一般的です。

そのなかでも、それぞれ環境が異なり、島特有の気候の厳しさも影響して個性派のスコッチが揃うのがアイランズ。スカイ島などハイランド地方の周囲にある島々をまとめている地域です。この地域は、島によって大きく味わいが違うのが特徴。各蒸留所の特徴がはっきり現れているスコッチは、それぞれの蒸留所にファンがついています。

スイート&スモーキーの絶妙なバランス「ハイランドパーク」

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大小70余りの島々が集まるオークニー諸島。かなりの寒冷地で強風にさらされているため、高い木が育ちません。そのため、アイラ島やスカイ島と違い、ピートは低木のヘザーがメイン。この違いが甘い香りを作り出すといわれています。

ハイランドパーク蒸留所は、オークニー諸島のメインランド島に1798年創業。19世紀後半、デンマーク王やロシアの皇帝を招いたパーティーで提供され「最上のモルトウイスキー」と称されたそうです。

深みのある甘さとスモーキーな香りのバランスがよく、味わいはオレンジピールやビターチョコレートのよう。やさしいまろやかな甘味は、女性にも人気です。

スイート&フローラルな香り「スキャパ」

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ハイランドパーク蒸留所と同じ、メインランド島にあるスキャパ蒸留所は、スキャパ海峡に面した場所に1885年創業。海の近くにある樽貯蔵庫は庫内に磯の香りが充満し、熟成の間に、潮の風味やドライな後味を持つウイスキーへと変化していきます。

洋ナシやパイナップルのようなトロピカルフルーツと花のような甘い香りを持ち、味わいはメロンやバニラのような甘さ。一度口にすると、フレッシュさとやさしい甘味の虜になる人が続出します。

スモーキーでピートのきいたウイスキーとは一線を画す、スイートなウイスキーの個性も味わってみたいですね。

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